インスタ開設からわずか4ヶ月で月60万円稼ぐ美人フィットネスモデルの正体とは!?

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新人のAIモデルがインスタで月60万円稼ぐ

バルセロナ出身のアイタナ・ロペスは、インスタグラムを開設してまだ4ヶ月だというのに、すでに11万人以上のフォロワーを抱え、月収は60万円を超えているという。もちろん、芸能人やモデルで知名度がある人ならばこの数字は驚くものではないだろう。

しかし、アイタナの場合、この数字が驚異的だと言われる理由は”実在しない人物”だからだ。

アイタナ・ロペスが生まれたのは、バルセロナを拠点とするコミュニケーション・エージェンシー『ザ・クルーレス』の発案によるもので、経営陣は、旅費や宿泊費など、本物のモデルを使うにはコストがかかるため、バーチャル・モデルに投資することを決めたという。実在するモデルと比較しても、アイタナはいつでもどこでも活動することができ、制作費こそ高くついたものの、すでにその費用を回収するべく稼ぎ始めている。

様々な技術が駆使されて制作されたアイタナだが、やはり動画となると本物にはかなわないため現在写真のみをウェブサイト上で使用しているという。SNSでもそれらの写真には多くのコメントが寄せられ、安定した収入源となりつつあるようだ。

完璧すぎないその外見が成功の秘訣

バーチャルモデルは数年前から登場しているが、人工知能の登場によってよりリアルになり、人気も高まっており、近年はAIモデルの起用を積極的に取り入れている企業も少なくない。しかし、アイタナが、他のAI生成モデルと一線を画しているのは、完璧すぎないその外見だ。AIモデルは魅力的で完璧なものを作り上げたいという思いから、デジタルで作られたことがわかってしまうことが多い。しかし、アイタナにはシワを加えたり、髪の毛をブラッシングしていないように見せたりと、物理的な欠点を加えることで、完璧になりすぎない人間らしさを追求しているのである。

ブランドはニーズや仕様に合わせた調整可能な完璧なモデルを持ち、今後はAIがモデルやコンテンツ制作の将来において大きな役割を果たすと考えているとのことだ。

参照元:Oddity CentralInstagram

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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