車両窃盗の裁判に盗難車で向かう
先月、米オクラホマ州では車両窃盗容疑の罪で出廷しようとしていた男性がとんでもない行動に出て、再び逮捕されるという珍事が発生した。
オクラホマ・ハイウェイ・パトロールによると、この日、コディ・アダムス容疑者は自宅のあるペイン郡から約50キロほど離れた裁判所に行かなければならなかったという。しかし、アダムズは車を所有していなかったため、ガソリンスタンドで行き交う人々に裁判所まで乗せてもらえないか頼んでいたようだ。出廷しなければならないのに、誰にも乗せてもらえない…。そして、アダムズはこんな行動に出た。
なんと、エンジンがかかったまま無人になっていたピックアップトラックを見つけると、その車で裁判所に向かったのだ。
アダムズは約30分ほど運転して裁判所近くにトラックを乗り捨てたようだが、当然ながら通報を受けた警察官によって再び逮捕されてしまったという。今回アダムズが盗んだトラックはライフネット緊急サービスのものだったようだが、盗んだことは否定して、あくまでも「借りただけ」だと主張しているとのことだ。
アダムズは裁判には出廷することができたものの、この件でペイン郡に送還され新たな罪で逮捕されてしまった。彼の謎すぎる行動に首を傾げる人が多かったのは言うまでもないだろう。
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