もはや恒例!寒波が襲ったフロリダで低体温症に陥った大量のイグアナが木から降ってくる!

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大量のイグアナが木から落ちる現象

2026年2月、米フロリダ州でイグアナが木から落ちたり地面で動かなくなったりする写真や動画がソーシャルメディアで多数拡散された。決して死んでいるわけではない。フロリダ州南部を襲った寒波の影響で、イグアナは低体温症に陥り仮死状態となっているというのだ。

これを受け、当局は住民にただ写真を撮るだけでなく、フロリダ州魚類野生生物保護委員会(FWC)が設置した5箇所の回収場所に個体を持ち込むよう呼びかけている。

地元の捕獲業者ライアン・イズキエルド氏は1日だけで68匹の凍りついたイグアナを捕獲したといい、もはや恒例行事としてソーシャルメディアで記録を残しているのだという。翌日もさらに捕獲活動に取り組んでいたが、イグアナはまったく動かないものやカチカチに凍りついてしまった状態のものまであった。

仮死状態で取り扱いに注意を!

専門家によれば、爬虫類は変温動物であるため、気温が華氏40度台(摂氏4度前後)以下に下がると、エネルギーを節約するために身体機能が停止するという。この一時的な昏睡状態によってイグアナは無反応となり体も動かなくなる。それゆえに、時には木から落ちてしまうこともあるのだという。しかし、気温が上昇すると多くの個体が動きを取り戻すため、当局は死んでいると決めつけないよう注意を呼びかけている。

また、イグアナの唾液にはサルモネラ菌が含まれている可能性があるといい、「口内に有害な細菌を保有しているため、取り扱いには細心の注意を払わねばならない」とイスキエルド氏は語っている。

イグアナはフロリダ州における外来種であるため、法律により移送や野生への放流は禁止されている。FWCはイグアナのような外来種に対し、州が承認した人道的な安楽死方法を採用しているとのことだ。気候変動による影響でフロリダではこの光景がもはや恒例となっているが、今後、再び寒波がやってきたときのために対策を周知しておくことが大切だろう。

参照元:YouTubeCBSnews

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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