究極の思考実験「トロッコ問題」
皆様は究極の思考実験「トロッコ問題」をご存知だろうか。
トロッコ問題とは、線路を走るトロッコが制御不能で止まれなくなり、そのまま走ると先の5人を轢いてしまうが、線路の分岐点で進路を変えると、その先の1人を轢いてしまうとき、進路を変えることが正しいか否かといった思考実験である。
このような状況で我々はどういった選択をすべきなのだろうか。
どちらを選ぶとしても、少なからず死傷者を出すことになる。人の命の重さはいかにして測るべきなのだろうか。
近頃、車の完全自動運転化が謳われ、ハンドル操作をする人工知能に対して何を正解と教えるべきか等が各国で討論されているが、未だに明確な答えが出ていない。
この難問を解く二歳児登場!
この難問に対し、わずか2歳の赤ん坊が迷いなく答えを導き出した動画が衝撃的だと波紋を呼んでいる!
その映像をご覧いただきたい。
酷ともいえる程の難問を父親から突きつけられる赤ん坊。
その後、彼は間髪入れずに動き出す。
この問題の反則技ではあるが、線路上の全員を丁寧に並べていく、、、
幼いながらに人の命の尊さを感じているのかと思った束の間!
バーン!
なんと並べられた6人にトロッコを突っ込ませたのである。
最後の一人まで容赦なく轢く徹底ぶりに、無垢な残酷さを感じざるを得ない。
年を経た分だけ、多くのことを考えすぎてしまう我々とは異なり、彼には彼なりの何かが見えているのだろうか…
この彼の答えに対し、衝撃を受けた人たちが多数とあって、多くの人々の心に善意というものが残っていたようで安心だ。
今回のこの問題は”選択肢がある立場の話”だが、もしそうではなく自分が線路に寝そべる立場だったら…
“自分が助かる方法”の一択になってしまうなぁと思い、複雑な感情に苛まれるのであった。
参照元:YouTube