キューバはラム酒だけじゃない!キューバワインもイケてるよ!
キューバの酒といえばラム酒!ラムを使ったモヒートやダイキリ、キューバリバーなど爽やかな飲み口のお酒が人気である。
そんなキューバでラム酒以外に注目されているお酒がある。ワインだ。
美味しいと注目されているキューバワインだが、作る過程での『発酵確認の方法』が独特なあるワイナリーを見つけた。
発酵確認に使われるキャップは『コンドーム』?!
エル・カナルという小さな家族経営のワイナリーではワインの発酵度合いを確認するために『コンドーム』を使うという。
?!
四の五の言わず、ひとまずコンドームをどのように使うのか詳しく見ていこう。
キューバワインの主な原料はキューバ産のぶどうで、フレーバーを加えるためにグアバなどのトロピカルフルーツや野菜などを入れることもある。それらを手でぐちゃぐちゃとつぶして、、、発酵用の瓶へ流し込む。
そしてキャップ代わりに新品のコンドームを被せる。早速出てきたな!コンドーム!!
最初はヘナっとしているコンドームも徐々に膨らみ始め、発酵によりガスが発生していることを示す。
キューバの英雄チェ・ゲバラを横目に発酵が進むキューバワイン。
発酵が進むにつれパンパンにコンドームが膨らみ、ガスが抜けきった証拠となりワインの完成となる。
また、ワイナリーの主である男性はコンドームでキャップするのは衛生的にもいいといっている。
たしかにコンドームは理想的な使い方をしていれば98%も妊娠を防げるほど優秀なキャップなので、噛まれたりしない限りは虫などの混入を防ぐこともおそらく可能だろう。
はじめは「ワインにコ、コンドーム?!」と衝撃を受けていた筆者だが、事情を知ると案外合理的だなぁと関心してしまう。
とはいえ、なんともインパクトのあるワイン発酵の光景だ。
↓動画もあるので紹介しておく。
ちなみに、エル・カナルのワインの価格は1本約40円!キューバの平均月収は2,700円といわれているので、地元民にとても愛されているようだ。
キューバに行くことがあればラム酒だけじゃなく、コンドームで発酵確認されたキューバワインもぜひ試してみて欲しい。