芝生に敷かれた透明なシート
まず、こちらの動画を見ていただきたい。
芝生一面に敷かれた透明なビニールシート。それが風に吹かれてたなびいている。
何も知らなければ、そう考えるのが普通だろう。
そう、何も知らなければ、、、
というのも、この映像には、誰もが目を疑うような衝撃の事実が隠されているのだ!!!
シートじゃない!?
何を隠そう、その衝撃の事実というのは、風にたなびくビニールシート…のようなものにある。
実はこれ、ビニールシートではないのだ。その正体は、ある「生物の巣」。
ここまで言えば、もうお察しの方もおられるだろう。
そう、このビニールシートのようなもの、なんと芝生一面に広がる広大なクモの巣なのだ!
小さいクモがうじゃうじゃ…
この動画を撮影したのはトレイシー・マリスさん。家族でニュージーランドのパパモアにあるゴードン・スプラット保護区を訪れた時だった。クモの巣は約30mもの広範囲に広がっていたという。
一見、この巨大なクモの巣に、クモ自身は全くいないように見える。
トレイシーさんも最初はそう思っていたという。しかし、クモの巣の中を誤って踏んでしまった時にトレイシーさんたちは気付いた!
「その草原を歩いていると、だんだん私たちの足にクモの巣が絡まってきたの。それで、その時気付いたの。小さな黒い何かがたくさんいることに…」
そう、この動画では確認できないが、このクモの巣には極小のクモがたくさんいたのだ!!
↓イメージ画像。
ギャーーーーーー!
トレイシーさんも、
「そう、あなたも叫んだみたいに、私たちもかなり大きな声で叫んだわ。オーマイゴッド。そこらじゅうにいたわ。マジで何千ものクモが。」
最初は美しい自然現象だと思って見ていたこの動画であるが、それを聞いて、筆者はガクブルである。
普通にある現象らしい…
クモ専門家によると、雨などにより洪水が起こる時に、たくさんの小さなクモが集まって、このような巨大な巣を高い場所に形成することはよくある現象のようだ。
↓今回、撮影されたのも、盛り上がった高い場所だ。
the stuff nightmares are made of if you have #arachnophobia.1000s of spiders colonize Rowlett park @wfaachannel8 6 pm pic.twitter.com/9Md4ZVwhge
— Jason Wheeler (@jasonwheelertv) 2015年8月10日
上の動画のように、木にまとわりつくようにクモの巣を形成することがほとんどのようだ。
なので今回のように芝生一面に広がるのはなかなか珍しそうだ!そう考えると、大量のクモはいるものの、かなり美しく見えてくるのではないだろうか。
家の近くには出来てほしくないが、死ぬまでに一度は見てみたい!そんな光景だ。
ちなみに、このクモの巣、次の日にはほぼ無くなっていたようだ、、