最近、海外で話題になっている写真がある。その写真はなんとそこにいないはずのものが見えるというのである！とはいっても幽霊が映りこんでいるというようなオカルト的なものではないので安心して欲しい。
それではその画像を見ていただこう。
皆さんは何に見えただろうか？筆者は白いイヌに見えたが、一瞬何の写真かわからなかった人もいるかもしれない。
実はこれ、光と影を利用したトリックアートなのだ。
視覚のトリックアート
写真の一番下に赤ちゃんが仰向けで寝ており、その右側には父親、左には母親が見下ろす形の配置になっている。イヌに見えている部分は、背景の光の形がイヌになっているだけなのである！！つまり、人間の目の錯覚を利用したトリックアートだったのだ！かくいう筆者もだまされてしまった…
この写真はインド人のアートディレクターと写真家によって作製されたもの。彼らは、捨てられたペットの里親を探すためのキャンペーンに際してこのアートを作った。この隙間を利用したアートが伝えているのは、「ペットを飼うだけの隙間はありませんか。」ということらしい。そしてこのアートは非常に効果的だったようだ。
彼らの作品は他にもある。
こちらは光がウサギの形になった写真。
こちらはネコの形。この2枚の写真も1枚目の写真と同じ方法で撮影されている。色々なトリックアートが存在する中でも、ここまで美しいものはなかなかないのではないだろうか。
海外でのコメント
もっと見たい！！
すごい！天才的だ！！
といった賞賛の声が多数。一方で、
胸にしか目がいかない。
背景がまぶしい家だね。
といったコメントも。…悔しいが少し笑ってしまった。
捨てられたペットを救いたいという気持ちがすばらしいアート作品を生み、そしてそれが人々の気持ち動かしている。美しいアートを作ることができる人は、きっとその心も美しいのだろう。
Genius Optical Illusions To Promote Pet Adoption from interestingasfuck
