先日、イギリスのあるテーマパークで痛ましい事故が起こった。楽しいはずのテーマパークの雰囲気が一転、辺りは騒然となった。
テーマパークで死亡事故
少女がアトラクションから落下し、死亡してしまったのである。
事故が起きたのは、ドレイトンマナーテーマパーク。パーク内にはトーマスランドや観覧車、さらには動物園まで用意されている。
こちらが実際のトーマスランド。富士急アイランドにもトーマスランドはあるが、こちらが本家である。
また、ジェットコースターなども用意されており、子どもはもちろん、大人も楽しめる施設である。
スプラッシュキャニオンでの事故
少女が転落したのはスプラッシュキャニオンというアトラクション。水の上をボートに乗って進んでいくというもの。日本でいう急流すべりのようなアトラクション。
これがそのアトラクションの入り口(上の水色のコースターはおそらく他のアトラクションのもの)。
事故の経緯
死亡したのはわずか11歳の少女。学校の遠足でこのドレイトンマナーテーマパークを訪れていた。
少女は教師と友達数人とともに、スプラッシュキャニオンに乗った。その後、幼い故の好奇心からだろうか、少女はボートの上で立ち上がった。しかしボートはぐらぐらと揺れ、少女はバランスを崩し、水の中に落ちてしまった。
スタッフや関係者の努力もむなしく…
少女がアトラクションから落ちたという連絡が流れ、スタッフはすぐに少女の救助に向かった。ほどなくして、救急用のヘリが到着し、病院に搬送された。しかし、彼女が息を吹き返すことはなかった。
テーマパークの責任者も「パーク内で少女が亡くなってしまい、本当に残念です。我々も非常にショックを受けています。亡くなった少女、その家族や友人のことを思うと、胸が苦しい。」とコメントしている。
11歳の少女が、学校の遠足中に命を落とすというかなり辛い事故である。少女の親、そしてこの光景を直接目にした子どもたちの気持ちは計り知れない。
こういったテーマパーク内での事故は、本来は起こってはならないものである。しかし、日本でもそういった事故は稀に発生してしまう。運営する側はもちろん、遊びに行く人も安全には気を配らなければならないのだろう。この少女のような事故は二度と起こって欲しくないと願うばかりである。
なお、このテーマパークは少女の死をいたんで、数日間休業するという。
参照元:The Guardian