国策として世界にケンカを売りまくる北朝鮮
北朝鮮の核実験や、米韓合同演習など、朝鮮半島情勢は緊張が高まっている。
世界中から注目が集まっており、ニュースには北朝鮮当局が発する挑発的なメッセージが日々追加されている。
例えば、今年の4月13日にアメリカ・トランプ政権へ「本物の戦争の味を見せてやろう」と威嚇したり、
4月22日には「韓国が灰になり、日本が沈没し、アメリカ本土に核が降り注いでも後悔するな」といった過激な発言をした。
北朝鮮にそこまでの軍事力があるとは思えないが、本気で核戦争を始めてしまいそうなほどのビックマウスである。
中でも特に面白いのが、各国の首脳の悪意あるあだ名だ。5月5日に放送されたひるおびの番組内で紹介され、そのインパクトからネット界隈で話題になっている。
北朝鮮の朝鮮日報によると、誰が一番痛快で憎悪をあおる悪口がかけるか作家が競い合っているとのこと。国の叡智を他国の悪口に結集しているだけあり、キレッキレなあだ名が揃いまくっているぞ!
北朝鮮のセンスをご覧あれ!
1、バラク・オバマ前大統領(アメリカ)
「サルの群れに混じり観光客のパンくずを食べているほうが似合っている」
まずは今頃ウッキウキにセカンドライフを過ごしているだろう、オバマ前大統領。辞任前からひたすらサルと言われまくっており、あまりバリエーションはない。取り立てて鼻につくとこがなかったのか、ただの差別でしかない。
北朝鮮では、動物の名前は最悪のあだ名である。
2、ヒラリー・クリントン元国務長官(アメリカ)
「闇市のババア」
2016年の大統領選で惜しくも敗れてしまった、ヒラリー・クリントン氏。いつもはキレイなおばちゃんだけど、顔芸でダークサイドが垣間見えるひとだ。
3、安倍晋三総理大臣(日本)
「冷徹人間・サーカスのピエロの醜態」
おなじみ安倍総理大臣。ちなみに2006年の第一次内閣でいわれたものだ。この顔のどこからピエロが浮かんできたのだろうか?他より割と強引な印象である。
4、麻生太郎財務相(日本)
全く悪口になっていない・・・・
5、小池百合子東京都知事(日本)
2007年、当時防衛相だった小池氏に発せられた言葉。センスが完全にアニメの世界である。
6、パク・クネ前大統領(韓国)
友人の暴露により、逮捕や辞任やらで話題をさらっていったパク前大統領。犬という表現は強く貶す表現であるという。「雌毒蛇」と呼ばれていたことも。蛇って言われると妖艶ね~。
7、イ・ミョンバク元大統領(韓国)
2013年まで大統領を努めた李明博氏。様々な不祥事を起し最悪の支持率で表舞台から去って行った。当時の政治傾向は親米反北であったため、北朝鮮からは「ネズミ」と呼ばれていた。でもそんな酸っぱそうな顔してる?
北朝鮮の各国大統領に対する罵倒がセンス高すぎてワロタww#ひるおび#北朝鮮 pic.twitter.com/fHF5kn2muE
— ノヴァ (@ew4ov) 2017年5月5日
追いつめられてどうしようもなくなっているのか、はたまた本気で開戦する気なのか・・・北朝鮮からは目が離せない。
ただ、北朝鮮にいる作家たちは、海の向こうでセンスが評価されている点について喜んでもいいだろう。
本すら買えない国民が多い中で、こうして作品の名をとどろかせることができたのだから・・・・。