【実は素敵な話】女子大生が肩車されている謎の卒業写真がなぜか話題に!

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なぜ彼女は父親に肩車された写真を撮ったのか?

6月に入り、アメリカでは学生達が卒業シーズンを迎えている。

ニュージャージー州に住むマンダリン・タリンさんもまた、門出の日を迎えていた。

大学卒業を祝い、彼女は一枚の写真を投稿した。それが、こちらである。

graduate_2なんで肩車??

そう思った読者の人も多いのではないだろうか。

しかしこれには大きな意味があったのだ。

実はマンダリンさんは、お母さんが16歳の頃に生まれた子なのだという。若くして子どもを授かった両親は、様々な苦難のなか彼女を大切に育てたのだ。そして学業と子育てという二足のわらじを履きながらなんとか卒業の日を迎えたそうだ。

その時の写真がコチラ








graduate_1
あっ!おんなじ構図だ!

そう!この少女こそ17年前のマンダリンさんなのだ!

この写真について彼女はこう語る。

「いつもこの写真を部屋に飾っていて、私にとっては特別なもの。自分が何者かを表すものだと信じていました。それで、お母さんと一緒に卒業するってすごくカッコいいんじゃないかな、って思ったんです。」

写真を撮る時にご両親はとても盛り上がったそうで、特にお父さんが「また背負わなきゃならないのか!」と爆笑していたという。

優しそうなお父さんと美しいお母さんは変わらないままなせいか、子供の成長の速さがありありとわかる。立派に成長してあっという間に巣立っていくのは、親にとって嬉しい反面、どこか寂しいところもあるのではないだろうか。

更に彼女はつづける。

「いつもこの写真をリメイクしたいな、と思っていました。作り直すことで、苦労して育ててくれた両親にお礼できると考えたからです。大変な日ばかりだったのに、私をここまで育てあげてくれたんです。」

大切な写真と同じように写真を撮ることで、両親への感謝を伝えようと思いついた彼女。

やはり両親の苦労は生半可なものではなかったと、マンダリンさん自身も感じていたのだろう。彼女の言葉には深い愛情が溢れている。

並べてみれば、昔の写真との体の大きさのギャップが歴然だ。「ここまで育ててくれてありがとう!」という気持ちが十分に伝わっただろう。マンダリンさん、卒業おめでとう!

許諾元:Mandarine Tarin

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