冤罪で17年間も刑務所にいた男性が釈放される!
今回、冤罪が認められ、釈放された男性の名前はリチャード・アンソニー・ジョーンズさん。彼は無実にも関わらず、窃盗犯として、1999年から17年間も投獄されていた。
どうして無実の彼が17年間も刑務所に入れられることになったのか…
なんとその理由は、真犯人がジョーンズさんにそっくりすぎる『ドッペルゲンガー』だったからなのだ。
筆者は、世界中に自分と瓜二つの人間が3人いるという都市伝説や、ドッペルゲンガーは作り話だと思っていたが、真犯人とジョーンズさんの写真を見比べると、ありえるのかも…と納得してしまった。
めちゃくちゃ似ているっ!!左が真犯人、右がジョーンズさん。たしかにこれは見間違ってもおかしくない。
ドレッドヘアーまでそっくり。ドッペルゲンガーとは髪型の趣味まで似るものなのか?!
細部までじっくり見れば多少の違いは分かるかもしれないが、事件現場で一目見ただけなら目撃者も区別がつかないレベルではないだろうか。
顔が似ているだけじゃない!運命さえ感じる共通点の多さ
顔が激似の二人だが、共通点はそこだけではなかった。
なんとファーストネームが同じ『リチャード』。さらには、二人とも窃盗事件現場の近所に住んでいたのだ!
ご近所で顔がすごく似ていて名前も同じなら、どこかで知り合ったり、噂になったりしそうなものだが、これまで交わらなかったのもまた、運命なのか…
事件当時にDNA捜査などが発達していなかったという点はあるにせよ、目撃者の「似ている」という証言だけで逮捕が決まったというずさんな状況が、ジョーンズさんの大切な人生の一部を奪ってしまった事実は変わらない。
失われた17年が戻ることはないが、ジョーンズさんには今後の人生を誰にも邪魔されることなく、幸せに過ごして欲しいものである。
こんな奇妙な事件はめったにないと思うが、自分のドッペルゲンガーにこんな形で遭遇しないことを願おう。