【スーパー女子高生】オーストラリアで若干16歳の最年少経営者が誕生し話題に!

カルチャー

10代の娘がいると、なにかしらお金がかかる。しかし娘が会社のCEO(最高経営責任者)だったらその状況は少し変わってくるようだ。

16歳女子高生!オーストラリア最年少CEO誕生!

先日、オーストラリアで最年少CEOが誕生した。彼女はアリ・キティナスさん、なんと16歳の女子高生である!

それだけでも驚きだが、実はアリさんが最初にビジネスを手がけたのはわずか11歳のときだった。ソーシャルメディアマーケティングの代理店を母親とともに起業したのだが、母親の経営方針に疑問を抱いたという。

「ママには企業で働いた経験がないから上手くいかなかったの。だからこそ自分が上司になるべきだと思ったわ。」

不用品を再利用したボディースクラブを販売!

そして今回、2年前に自らが設立した会社「Freedom Scrub(フリーダム スクラブ)」のCEOに就任したのである。一体どんな会社なのだろう。

Freedom Scrubさんの投稿 2016年9月27日

フリーダムスクラブで販売しているのはボディースクラブのみ。洗顔フォームなどによく含まれているあのブツブツがスクラブというもので、古くなった角質や汚れを落としてくれる作用がある。

ここで販売されているボディースクラブは、実は使用済みのコーヒーの粉末をリサイクルし、商品に再利用した画期的なものなのである。まさに地球に優しいエコ商品というわけだ。

しかしアリさんのアイデアはこれだけにとどまらない。

商品の売り上げの一部は発展途上国支援へ!

フリーダムスクラブを購入すると、売り上げの一部が発展途上国支援に還元される仕組みになっている。

ルワンダの少年兵士のリハビリテーションや貧困女性の支援費用となったり、インドやコルカタのスラム街に住む子供たちが、病院で医療サービスを受けられるシステムに還元されるという。

こんな取り組みがなければ、彼らは医療サービスを受ける機会すら与えられないのである。

こちらはインドの子供たちに靴1000足を届けた時の写真だ。さまざまな方法で発展途上国を支援するアリさんの姿勢には頭が下がる思いだ。

部下である母親から「給料あげて!」と言われることも!

そして上司としてはイマイチだった母親は、現在アリさんの部下として働いている。「もう少し給料あげてよ!」と母親から言われたときもあった。その時は家族を養える分だけの金額を、と折り合いがついたようだ。

養うというのはCEOのアリさんも含めてなのか?なんとも不思議な親子関係である。

女子高生、CEO、モデルの3足のわらじをはくアリさん

起床は毎朝6時。国内外から来るEメールに目を通してから高校へ通っている。放課後ひと仕事終えたら、夜はリラックスする時間と決めている。友達と出かけたり普通の女子高生と変わらない生活を送っているようだ。

女子高生、CEO、さらにはモデルもこなすスーパー女子高生のアリさん。彼女の夢はアメリカで女優として成功することだ。16歳でこれだけの偉業を成し遂げているのだから、その夢は必ず叶うに違いない。

参照元:news.com.au、InstagramFacebook

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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