試合中に起きた『脱糞』アクシデント!
試合中に気を失うこともある格闘技の世界では、時折『脱糞』アクシデントが起きることがある。
今回話題になっているのは、6月25日に行われたアメリカの総合格闘技団体UFC主催の女子ストロー級、ジャスティン・キッシュとフェリス・ヘリッグの試合での出来事だ。
Our featured strawweight bout! @FeliceHerrig takes on @JustineKish | NOW on @FS1! #UFCOKC pic.twitter.com/YVKUT3pbB6
— UFC (@ufc) 2017年6月26日
試合は最終ラウンドまでもつれ込み、佳境を向かえていた。ジャスティン選手は、相手の絞め技と顔面パンチにより気を失いかけ、脱糞。
そのときの映像がこちら。
脱糞してしまうほどの逆境に追い込まれながらも、彼女は耐え抜き、最後まで戦った。
残念ながら判定により負けが決定したジャスティン選手だが、脱糞したことよりも、彼女が試合後に更新したツイッターがかっこよすぎると話題となっている。
そのツイッターがこれだ。
I am a warrior, and I will never quit #ShitHappens haha be back soon.
— Justine Kish (@JustineKish) 2017年6月26日
訳すると『私は戦士だ。クソをもらしたからって戦うことは辞めない。ハハ!すぐに会場で会おう』
彼女はハッシュタグで#ShitHappens(クソをもらした)とネタにしながらも、そんなことで戦うことは辞めない、という戦士らしい発言をしたのだ!
また、敵だったフェリス・ヘリッグ選手も「自分にも同じことが起きる可能性もある。彼女はTwitterで面白おかしく発言していたが、私なら人前に顔が出せなくなるかもしれないし、戦う気力もなくなってしまうかもしれない。私は彼女のことが友達として本当に好きだし、尊敬するよ。」と敬意を示した。
両者ともに本物の戦士ゆえ、このような発言ができたのではないだろうか。
本気で戦っている以上、アクシデントは付き物だ。ゴシップとして受け取ってしまいそうな出来事でさえ、『本物』ならかっこよく乗り越えていくのだと心が動かされるのであった。