学生寮といえばどのようなものを想像するだろうか?小汚い建物で、共同のトイレやキッチンがあって、当番制で掃除をして…といった感じだろうか。おしゃれな建物というイメージとはかけ離れたものであるのは間違いないだろう。
しかし、パリのある学校の寮はかなり芸術的で、学生寮とは思えないレベルなのである!その写真がこちら。
これが学生寮!?廊下の壁一面がド派手な黄色になっていて、しかも細かい模様も描かれている!!
こちらは階段の写真。目がチカチカしそうなほどカラフル!しかもよく見ると本のようなものが壁に貼り付けられている…まさに芸術作品…こんなに派手な寮は見たことがない!!
実はこれ、改築することが決まった学生寮を使った、「リハブ2」というストリートアートのプロモーションイベント。期間限定で公開されていたが、7月16日でイベントは終了してしまった…
というわけで、このアートを撮影したジョンクさんの写真を見ていこう。
壁に描かれた「顔」
壁一面の女性の横顔。壁が崩れ、自然の風景が描かれた絵が背景になっている。
これぞストリートアートというような作品。かなり時間がかかってそうだ…
動物を描いたアート
こちらはポップな感じでかわいいアート。亀やクラゲなどの動物が描かれていて、子どもが喜びそうだ。
巨大なオオカミの絵。そのクオリティはもちろんだが、床から天井まですべて利用していることも驚きである。
深海をモチーフにしたアートだろうか。大きなチョウチンアンコウの絵が目を引く。
ちょっと不気味…
薬品漬けにされた不気味な生物とマッドサイエンティストのアート。不気味な雰囲気…変なにおいがしそう…
紫色の「腕」。まごうことなき「腕」。ターミネーターのラストシーンを彷彿とさせる。
何だコレ…何がなんだかよくわからないのは筆者に芸術の才能がないからだろうか。なんだか不気味という感想しか出てこない。
このアートイベントにはおよそ100人ものストリートアーティストが参加し、700リットル以上のペンキを使用したそうだ。
この作品がもう取り壊されてしまったというのは非常に残念でならない。このままオシャレな寮として使用すればいいのに、という考えは野暮なのだろうか…
参照元:SORTIRAPARIS
許可元:Jonk Facebook、Instagram