人間の脳みそのような生物
カナダ・バンクーバーのスタンリー公園で捕獲されたある生物が人間の脳みそのようだと話題になっている。
かなり脳みそに似てるなあ…結構気持ち悪い。
発見したときの動画はこちら。
動画だともっと気持ち悪い!ぶよぶよ感がすごい!お姉さんも笑ってる場合か!?
細かいぶつぶつがあって、生き物には見えない。しかもサイズ感まで本当の脳みそみたいだ。
これはオオマリコケムシという生き物。一匹自体は1mm程度の大きさだが、今回撮影されたのはそれが固まりになったものである。
実はこのオオマリコケムシは日本の湖や沼でも度々観測される。滋賀県の琵琶湖でも時々大量発生し、パイプなどを詰まらせる原因になることも。またアメリカ産の外来種であるため、在来種に影響を与えるということも問題とされる。
今回、オオマリコケムシがスタンリー公園で発見されたのは初めてで、人の手によって持ち込まれたのか、それとも水温の上昇によって生息域を広げているのかということはわかっていない。しかし、どちらにせよ、オオマリコケムシが生息できる15℃以上にまで水温が上昇しており、環境が変化しているというのは間違いないだろう。
この気持ち悪い生物が思わぬ形で、人々の目を環境問題に向けさせることになったのかもしれない。
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