まことしやかに語られ続ける、地球滅亡論。
現在に至るまで、いくつもの地球滅亡論が語られては現実にならず、陰謀は陰謀でしかないと心を閉ざした人も多いことだろう。
かくいう筆者も幼少期にノストラダムスの大予言を信じ、水などの災害用品を用意したが何も起きなかった経験から、この手の話は半信半疑である。
しかし、『地球滅亡』というワードを聞くと、どうしても気になる。だって、困るもの。地球がなくなったら。
今週23日、惑星ニビルが地球に衝突し、ついに地球滅亡?!
『ニビル』という惑星の名前を聞いたことがあるだろうか。
別名・惑星Xとも言われるニビルは、太陽系に存在する仮説上の惑星、もしくは惑星質量天体で、いずれ地球を滅亡させるといわれている未開の惑星だ。
そのニビルが、【9月23日(土)の秋分の日】に地球に衝突するというのだ、、!!
聖書研究家かつ天体観測家のデビッド・ミード氏は、先月21日にアメリカで観測された皆既日食は、地球にニビルが衝突する予兆だと発言した。彼によると旧約聖書のイザヤ書・第13章9節と10節が、今回の地球滅亡と先月の皆既日食について予言しているという。
以下、イザヤ書の内容。
第13章9節:見よ、主の日が来る。残忍で、憤りと激しい怒りとをもってこの地を荒し、その中から罪びとを断ち滅ぼすために来る。
10節:天の星とその星座とはその光を放たず、太陽は出ても暗く、月はその光を輝かさない。
9節ではキリストの再臨が暗示され、地球の終末を示す。そして10節では「太陽は出ても暗く、月はその光を輝かさない」の部分が、先月アメリカで観測された皆既日食を示しているのだという。
また、ヨハネの黙示録にもニビルによる地球滅亡を暗示する一節がある。
第12章1節:また、大いなるしるしが天に現れた。ひとりの女が太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた。
この『大いなるしるし』が示すものが、惑星ニビル。
ひとりの女というのはおとめ座のことで、ちょうど2017年9月23日にはおとめ座の足元には月、、そして左肩あたりに太陽が位置し、太陽の光をまとっているように見えるのだという。
そして『十二の星』はしし座の9つの星と直列する火星、金星、水星を示し、まさに23日、おとめ座の頭あたりに冠のように現れるそうなのだ。
他にも様々な憶測が飛び交っているが、どれもミード氏と同じ予想をしている。天体やキリスト教について専門的知識のない筆者にとっては、これだけで十分それっぽくて恐ろしい、、
しかし、NASAは惑星ニビルの存在を否定。
多くの人がニビル衝突による地球滅亡を信じているが、アメリカ航空宇宙局NASAは惑星ニビルの存在を否定している。
地球の4倍の大きさともいわれる惑星ニビルの存在を、宇宙をどこよりも知るNASAが否定しているのなら、今回の地球滅亡はありえないよね?と思う一方で、まことしやかに語られ続ける地球滅亡論も気になって仕方ない、、
とはいえ惑星衝突なんて規模が大きすぎて、どのように備えていいか全く分からないので、とにかく予測が外れ、何事もなく23日が過ぎ去ることを祈るばかりなのであった。