レッドスカルになるため整形を繰り返した費用は430万円
好きを通り越してやり過ぎると大変なことになる。ベネズエラのカラカスに住むヘンリー・ロドリゲスは、アメリカのマンガ出版社マーベルコミックスのキャプテン・アメリカシリーズに出てくる、ある悪役が異常に好きなのだ。
彼が好きなのはキャプテンアメリカの悪役「レッドスカル」。泣く子も黙る、真っ赤な顔の地獄から来たような出で立ちのレッドスカルが好きすぎて、なんと彼はレッドスカルになるための整形を繰り返している。いままでにかかった額は日本円にして430万円超え!
レッドスカルになるための過程
彼は最初に白目を黒にした。眼球にタトゥーをいれる方法は肌にタトゥーを掘るときとほぼ同じ。白目に注射器の針を何度も刺し、黒に染めて行く。考えただけでゾッとする。
次に、彼はインプラントでおでこに角を作った。真っ黒な瞳に角…すでに悪魔のようだが彼のレッドスカルへの愛情はまだまだとどまることをしらない。なんと次は痛みが半端じゃない鼻を切る整形手術をしたのだ。ここまでくると本当にもうスカル(ガイコツ)みたいだ。
鼻の穴丸出しで風邪菌とかめっちゃ入ってきそう。こんなに見た目が怖いのに風邪めっちゃひくみたいなことにならないのか心配。
レッドスカルの特徴はガイコツみたいな顔だけではない。レッド、そう顔面が真っ赤なのだ。もちろんヘンリーは顔面に赤のタトゥーを施した。
ただでさえ怖いのに、顔が真っ赤に染まっているなんて恐ろしくて近づけそうもない。
見た目とは裏腹に家族想いのいいパパだったりする
本当にレッドスカルのような出で立ちになってしまったヘンリー。見た目は縮み上がってしまうほど怖いが、じつは中身は普通。奥さんと3歳になる息子アーロンを愛して止まないどこにでもいるパパなのだ。
この出で立ちだが、子どもを連れてレストランに行ったり、肩車してあげたり、時には寝かしつけもするような育メン。人は見かけで判断してはいけないと思わされるが、やっぱり怖い。
この状況、私だったら悪夢しか見れないだろう。心なしか息子アーロンも眉間にしわを寄せている。
子どもの頃からレッドスカルになることを夢見ていた
彼はマンガが大好きで、子どもの頃からずっとレッドスカルになるのが夢だった。いまは顔だけだが、レッドスカルになりたいという夢が終わることはなく、今後は身体改造の可能性もあるようだ。終わりを知らないヘンリーのレッドスカルへの強烈な憧れは、彼をどこまでいざなうのだろう。