援助交際の現場はネット上に移った
80年代はテレクラ、90年代はポケベルや携帯電話、そして現代では主にSNSが援助交際の現場となっている。
ツイッターをざっと見ても、円光、ウリ、サポという隠語で、金銭目的に少女が体を売っているのが散見される。ネットだと取り締まりが行き渡らないとはいえ、こうした犯罪行為は見過ごしてはならないだろう。
▲ツイッターで行われる援助交際の募集
このような素人売春は世界中で行われている中、とある中国のメディアが、こうした援助交際に待ったをかける番組を制作した。
少々過激な内容なので、注意してご覧いただきたい!
携帯欲しさに体を売る少女への手厳しい教訓
全編中国語になっているので、翻訳しながらお届けする。
彼女の名前は、シャオ・チェン。中国版ツイッター「ウェイボー」で、iPhone8を買うために自らの純潔を売ろうとしていた少女である。
賤男語錄ψさんの投稿 2017年9月13日(水)
番組の製作チームは彼女を呼び出し話を聞くと、「友達はみんな新しいiPhoneを持ってる。私も欲しかったけど、お金がなかったから、友達みたいに処女を売って稼ごうと思ったの」と答えたのだ。
全く悪びれない様子で淡々と答えている。
彼女の友人は約34万円(2万元)で処女を売れたのだという。これを聞きつけた彼女が、金欲しさにウェイボーで募集をかけたのだ。
更に、「どうせ横になってるだけでしょ?少し我慢すれば34万円が手に入るし、男だって望みが叶ってフェアじゃない。」と付け加えたのだという。
援助交際にどのようなリスクがあるか、全く理解していないようである。
こうしてホテルの一室に入った彼女は、撮影されながら3人の男性に犯されそうになる。撮られたものをばら撒かれれば、彼女の人生は一生傷つくだろう。
やっと事の重大さに気づいたのか、彼女は必死に泣き叫びながら抵抗する。そこに、仕掛け人であるナナという女性が姿を現すと、男性たちはすぐに手を放した。
仕掛け人の女性は彼女に、「自分の行動がどういう結果になるか、どれほど後悔することになるかきちんと考えなさい!携帯なんかに価値なんてないわよ!」と怒鳴りつけた。
この番組により、「過激だが、仕掛け人の考えは正しい」「手厳しい教訓だ」と、ネット界隈では多くコメントが上がった。
彼女にとって一生トラウマとなる経験となっただろう。これで二度と処女を売るなんて言わないでほしい。
性犯罪はこうして起こる?
edamame.では、過去にも白血病の兄のために処女を売る女子高生や、学費のために2億円で処女を売る女性も紹介した。
このようなニュースが出るたびに、援助交際って普通のことなんだと勘違いしてしまう少女も増える可能性もある。買う男ももちろん悪いが、売る少女にも大きく問題があるのは間違いない。
援助交際が犯罪であることを、性教育の面でもしっかり教えていかなくてはならないだろう。