タイタニック号の沈没寸前に書かれた「切なすぎる母への手紙」が1900万円で落札され話題に!

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タイタニックが残した手紙

みなさん、タイタニック号をご存知だろうか?

タイタニック号は20世紀初頭に造られた豪華客船である。処女航海中の1912年4月14日深夜に北大西洋上で氷山に接触、そして翌朝に沈没し、乗員乗客合わせて約1500名が犠牲となった。

映画化されたことによって、この名前を知った方も多いのではないだろうか?

そして今月21日、タイタニック号の乗客が残したある手紙が落札された。

落札価格はタイタニック号乗客の手紙の中では過去最高値の約1900万円だ。

その内容とは?

こちらがその手紙である。

この手紙はアメリカの裕福な商人であるアレクサンダー・ホルバーソンさんという人が彼の母に向けて書いたものだ。

タイタニックが沈没した寸前、つまり100年以上前に書かれた手紙なので、文字も読めないのではないかなどと筆者は思っていたが、想像以上に状態が良くて驚いた。

それでも手紙には、タイタニック号沈没時の海水のしみが見受けられる。オルバーソンさんの遺体から発見された文庫本に、この手紙が投函されることなく挟まれていたようだ。

この手紙には、音楽や食事に対する称賛などが書かれていた。

そしてこの後起きる悲劇など予想できるはずもなく、母に向けて「順調にいけば水曜日の午前にニューヨークに着きます」とも書いてあったという。

書かれた日付は1912年4月13日。船が沈没する前日だ。みなさんもご存知の通り、残念ながらこの船が無事にニューヨークへ到着することはなかった。

彼の母親の気持ちを思うといたたまれないような気持ちになる。

ホルバーソンさんは、残念ながら、この一件で亡くなった約1500人のうちに含まれていた。

しかし、同乗していたホルバーソンさんの奥さんは生存者の約700人のうちに入っており、無事生還したようである。

オルバーソンさんの没後、投函される事のなかった手紙は母親の元に届いたという。2人はどのような気持ちでこの手紙を読んだのであろうか。

沈没前日に書かれたという希少性や上に書いた悲しいエピソードが、コレクターからの注目を集めてこの手紙の値がオークションで高騰した。

オークション主催者も、落札価格予想を約半額にしていたようで実際に付けられたこの価格に驚いている。手紙に1900万円とは、もちろん破格だといえるだろう。

予測不可能な未来

未来に何が起こるかなんて誰も予測出来ない。悲しいことも、良いことも含めてだ。

そんな当たり前のことを、この手紙は100年以上の歳月を経て、世界中の人々に再確認させてくれている。

そう思うと、驚愕の1900万円という落札値は十分に価値があるのかもしれない。

参照元:BBCTwitter

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村山ていな

小学校から大学まで家の近くに学校がない人生だったおかげで、特技は早起き。 「ゆでたまごの殻を剥く選手権」があったら、世界ランキング上位3%に入る自信あり。

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