「もうトイレを我慢できない!!!」というプチパニック状況は、誰でも経験した事があるだろう。
特にバスの中や絶対に抜けられない会議など、長時間トイレに行けない環境下で尿意を催すと、まるで地獄で拷問にかけられているような気分になる。
そして先日、サルフォード・シティFCというサッカーチームに属する、ゴールキーパーのマックス・クロコンブ選手が、試合中に尿意を抑えきれなくなり話題になっている。
トイレに駆け込んで、一発レッドカード!
イングランド6部リーグの、サルフォード・シティFC 対 ブラッドフォード・パーク・アベニューAFCの一戦で、この事件は起こった。
どうしてもトイレに行きたくなってしまったクロコンブ選手。これは危機的状況である。「試合が始まる前に行っておくべきだったぁぁぁ」などと思いながらゴールの前に立っていたことだろう。
そしてクロコンブ選手は我慢も限界に達したのか「トイレに行きたい」と主張した。しかし、残念ながら彼の訴えは認められなかったのだ、、、
この後、彼は「もう他に手段はない」と言わんばかりに腹をくくった。彼は強行手段を取る。なんと、トイレに向かって走り出したのだ!
もちろん審判はこれを見逃さなかった。そして、クロコンブ選手に対してレッドカードを出したのである。
'Wee' problem for Salford City comes too late to save Avenue https://t.co/LrnlOqFA0a pic.twitter.com/7TlUXz0rAv
— T&A Sport (@TandA_Sport) 2017年10月29日
猛省しているクロコンブ選手、、、
観客を含め試合を見ていた人たちは、なぜクロコンブ選手がフィールドを離れたのか、理由が分からず一時混乱状態にあったという。
しかし、相手チームが試合後に「クロコンブは試合中にトイレに駆け込んだため、試合退場になったことを確認しました。冗談ではありません。」と、ツイートしたために真相が発覚した。
こんな珍事件があったものの、試合はクロコンブ選手が所属するサルフォードが2-1で勝利した!
クロコンブ選手は「今日の出来事について深くお詫び申し上げます」「勝利を台無しにする誤った行為だった」などとツイートし、かなり反省して落ち込んでいるようである。
なんだかここまで反省していると知ると可愛そうな気分になってくる。
むしろ今回の件をきっかけに、マックス・クロコンブという選手を応援したいような気分になってしまったのは私だけだろうか?