【衝撃】ミス・ペルーを決める大会でスリーサイズの代わりに発表された内容が話題に!

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スリーサイズの代わりに発表したものとは、、、?

ミス・ペルーを決める大会で、ファイナリスト達がスリーサイズを公表する変わりに、あるものを発表したとして話題になっている。

こちらが実際の映像だ。

キラッキラの黄金ワンピースに身を包んだ、美しい女性たちが並ぶ。

そして定番の、1人ずつ前に出て「名前」「スリーサイズ」を発表する展開かと思いきや、、、

初めに出てきた女性は、こう口を開いた。

「私はリマ代表のカミラ・カニコバです。私のサイズは、、、私の国では、過去9年間で女性が犠牲になった殺人事件が2202件発生しました」

えっ!?えええええええええ!?

そして、次の女性も、その次の女性も、名前を発表した後にこう続けていった。

「私のサイズは、、、今年だけで女性82人が殺され、156件の女性に対する殺人未遂事件が勃発しました」

「私のサイズは、、、5歳以下の女児が被害にあった事件の加害者は、81%が近親者です」

「私のサイズは、、、性的搾取によって、10分に1人の割合で女性の命が奪われています」

「私のサイズは、、、私たちの国では、70%以上の女性がストリートハラスメント(街での嫌がらせ)の被害に遭っています」

「私のサイズは、、、私の地域では6573件、女性に対する暴力が確認されています」

なんと彼女たちがスリーサイズの代わりに公表したのは、女性への暴力に対する抗議だったのだ・・・!

何故このような展開になったのか?

実は、ペルーでは女性に対する暴力が大きな問題となっている。

南米で2番目に女性への暴力が多い国だとも発表されており、その状況は深刻なものなのだ。

そして話し合った結果、このコンテストを被害にあった女性達のためのものにしようと、ファイナリストたちが団結したのである。

彼女たちが発表した衝撃的なペルーの現状は、私が全く知らなかった上にかなり衝撃的なものだった。今回の件がなければ知ることはなかったかもしれない。

勇気を出して、抗議の声を挙げた彼女たちの行動は、ペルー内のみにとどまらず世界中に大きな影響を与えている。

今回ミス・ペルーを決めるという大きな場で起こった例年との”変化”のおかげで、ペルーの内情も同様に大きく変わることだろう。

参照元:YouTubeThe guardian

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村山ていな

小学校から大学まで家の近くに学校がない人生だったおかげで、特技は早起き。 「ゆでたまごの殻を剥く選手権」があったら、世界ランキング上位3%に入る自信あり。

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