【マジか!?】ゴッホの絵画に128年間ずっとバッタの死骸が付着していたことが判明する!

アート

ゴッホの絵の中にバッタが紛れ込む!?

巨匠ビンセント・ファン・ゴッホの作品「オリーブの林」はご存知だろうか?
こちらがその作品である。

先日この作品を、ネルソン・アトキンス美術館の美術修復員が調べていたところ、驚きの事実が発覚した。

なんと、この作品の下側の表面にバッタの死骸が付着していたというのである!

思ったよりクッキリ見えている、、、

こちらが実際の写真である!

筆者が想像していたよりも、「昆虫」のフォルムがはっきりとしていて驚いてしまった。

この作品は1889年、ゴッホがフランス南部の精神科病院に入院中に完成させた作品シリーズの一つとして、亡くなる前年に描かれた。つまり、128年間も誰にも気付かれずに眠っていたのだ。

バッタも「やっと見つけてもらえた」という気持ちなのかもしれないが、発見した美術修復員の方はさぞ驚いたことだろう。

なぜバッタが付着していたのか?

筆者は「ゴッホが意図的にバッタをつけたのか?」などと予測したが、その予測は外れているようだ。

これには、ゴッホはどんなに風の強い日でも、外で絵を描くことを好んだという習慣が関係しているそう。

かつてゴッホが弟にあてた手紙の中にも、「君が受け取る4つのキャンバスに、優に100匹以上のハエをつかまえたはずだ。もちろんほこりや砂も」と書き留められていたそうで、バッタが飛んでくる中で彼が作品を制作していたということは想像に難くない。

そして、バッタに動いた形跡がないことや、胸部と腹部がないことから、死んでから絵画に付着したと見られる。

いかにもゴッホらしい珍事件であるが、edamame.読者の皆さんは、どのような感情を抱いただろうか?

参照元:The Nelson-Atkins Museum of Art、Twitter12

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村山ていな

小学校から大学まで家の近くに学校がない人生だったおかげで、特技は早起き。 「ゆでたまごの殻を剥く選手権」があったら、世界ランキング上位3%に入る自信あり。

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