女性向けラブドールが発売された
南カリフォルニアに拠点を置く「Sinthetics(シンセチックス)」というラブドール専門店がついに女性向けラブドールの販売を開始した。女性向けラブドールの売れ行きは好調で、現在は男性向けラブドールと同じくらい注文が入っている。
同じ女性としては、女性がこぞってラブドールを買うことに甚だ違和感を感じるが、売れているというのが女性たちの答えなのだろう。草食系男子が増えたばっかりに女性が性的にも男性化していることを感じる。ただ、女性が満足するためのアダルトグッズは昔から需要があったというのに、なぜ女性向けのラブドールがなかったのかと言われると理由がないので出来て当然といえば当然なのかもしれない。
男性向けのラブドールはいわば穴があれば男性本位で動かせるから不便はないが、女性向けのラブドールに関してはそう簡単にいかないことから販売されていなかったとも考えられる。女性向けラブドールの使用方法は基本的に騎乗体勢となるので、バラエティーに富んだ体勢を取れないことがデメリットだろう。
自分好みにカスタマイズ!
Sinthetics(シンセチックス)が発売した女性向け男性型ラブドールは注文してから作られる完全受注なので、好みの顔や肌の色、体型にカスタマイズすることができる。一番低価格なもので5,900ドル(67万円)、細部までもっとこだわってカスタムするなら最大で8,000ドル(91万円)になるという。高っ!!と思ったが、性に対して積極的な人にはお手頃価格といえるのだろうか。
型に人工合成皮膚の原液を流し込んでいく。
かたまるまで固定で放置。
固まったものを開けるとこんな感じになっている。この姿勢しか無理なの?なんか無様だ。
ちなみに値段だけあってさわり心地はめちゃくちゃリアルらしい。動画で見れば分かるが、柔らかそうな質感が伝わって来るし、腕毛やギャランドゥまでリアルだ。
性欲を満たすだけでなく、女性の寂しい気持ちを埋めるアイテムとなるか?
ラブドールというくらいだから目的にはセックスが含まれる。しかし、このリアルな質感の男性型ラブドールは女性の寂しい気持ちを埋めてくれるアイテムともなりうる。例えば腕枕用に使ったり、ソファに座らせて一緒にテレビをみるだけでもいいかもしれない。
それに、ネットで出会った得体のしれない男性とセックスするよりは、ラブドールのほうが安全ともいえる。なぜならラブドールから性病の感染はないはずだし、相手は人形なので事件に巻き込まれるようなこともない。そういった点では安全にセックスライフを楽しめるアイテムといえるだろう。
ラブドールと同棲しているAV女優のジェシカは本物の男性と出会って関係を築くよりも楽でいいという。
着せ替えたりもするし、AVにもラブドールと出演したことのある強者だ。
しかし、反応のない相手とのセックスなんて虚しさを助長するだけともいえる。冷静になった瞬間、自分にドン引きしてしまいそうだ。
友達を家に呼べなくなる問題
この男性型ラブドールを買ったとしよう。人間のリアルな質感を再現しているだけに簡単に収納できるようなものではないし、ましてカスタムして100万円近く払った人形を適当に扱うことなんてできない。かといって、友だちに自慢できるようなアイテムではない…(同じ趣味を持つ友人なら別)
急に親が来たり、予想外に彼氏が出来たり、想定外のことが起きた時にも簡単に捨てられるものじゃないからすごく困るだろう。解体してゴミ袋にでも入れようものなら、バラバラ殺人みたいになってしまって変な誤解を招きかねないので注意が必要だ。
ラブドールに対する考えは人それぞれだと思うので否定はしない。しかし、誰でもがラブドールを受け入れられるかというとそうではないし、むしろ反対派のほうが多いのが現実だろう。もし欲しいと思っている人がいれば、購入前にはよーく考えることをおすすめする。
男性型ラブドールの詳しい紹介動画はこちら
参照:UNILAD