電車で席を譲るべきなのかわからない!
電車で自分が座席についていて周りに妊婦さんやお年寄りが立っているとき、席を譲るべきなのか迷ったことはないだろうか? 筆者は毎回迷うタイプだ。
もちろん譲ってあげたい気持ちはあるのだが、「お年寄りと判断しても失礼ではないだろうか・・?」「声をかけると気を使われないかな」などと考えてしまうからである。勇気をだして声をかけてみても、「次の駅で降りるので大丈夫です」などと断られ、少し気まずい雰囲気になったことだってある。
こういう経験から、筆者は常々「席を譲ってほしい人が分かるシステムがあればいいのに」などと考えていた。
すると今日、席を譲りたい人と譲って欲しい人を繋ぐ「&ハンド(アンドハンド)」というシステムが実証実験に入るというニュースが筆者の元に飛び込んできた!とても心温まるシステムなので、皆さんにも是非ご覧いただきたい!
アンドハンドの仕組みとは?
今回の実証実験は、席を譲って欲しい妊婦さんを想定して、東京メトロの銀座線車両内で12月11日から15日の5日間にわたって行われる。
こちらが実証実験の詳細を紹介した動画である。
つまりは車両で立っていることが辛いと感じる妊婦さんが、「座りたい」というメッセージを&ハンドのLINEアカウントに送ると、周囲にいるサポーターに通知が届く。そして、サポーターは同アカウントに座席位置などを返信するだけで、席を譲ることが出来るのだ。
&ハンドはこのシステムを通じて「やさしさからやさしさが生まれる社会」を目指しており、今回の実証実験で乗客の行動の変化や課題などを調査・検証し、実用化に向けて改良を進めていくという。
絶賛の声が多数上がっている
ツイッター上でも「こういう企画求めてた!」「これで救われる人もいるだろうな」「成功して欲しい」などと言う声が上がっている。
今回の実証実験は、安全上の問題から妊婦として参加することはできない。しかし、サポーターとしては、&ハンドのラインアカウントを追加すれば誰でも参加することができるそう。
今後は、妊婦だけでなく様々なシチュエーションに対応していきたいとのこと。
筆者個人としても、このシステムの実証実験が無事に終わり、実用化が進められることを強く願っている。
参照元:YouTube