中国初のVRテーマパークが12月に順次オープン!
中国南西部にある貴州省の貴陽郊外に超巨大なテーマパークが建設されている!12月に一部がオープンされ、順次公開されていくという。
ロイター通信など、世界中のメディアが取り上げて話題になっているぞ。
このテーマパークはVR(ヴァーチャル・リアリティ)を核に据えたテーマパークで、アトラクションのほとんどは、VRゴーグルを装着して体験する。
こちらは、一部公開されたテーマパークの動画だ。
公開されているのはほんの一部だが、雰囲気はつかめただろうか?なかなか楽しそうだ!
China’s Billion Dollar VR Theme Park Is Nothing Short Of Colossal via @KlyeOnFire https://t.co/JTpKGpWRcc pic.twitter.com/axiInAtDW8
— VRScout (@VRScout) 2017年11月16日
まず目を引くのが、トランスフォーマーっぽい巨大ロボットと城のような建物。
このロボットは動くのか?VRゴーグルで見ると何かあるのか?詳しくは分からないがスケールのデカさは伝わってくる!ちなみにこのロボットは高さ53メートルもあるぞ!
海外メディアによると、このテーマパークの名前は、「イースト・ヴァレー・オブ・サイエンス・アンド・ファンタジー」で中国語表記では、「東方科幻谷」だ。ヤバイ!どっちの表記でも覚えにくい!
敷地面積は、1.3平方キロメートルで、東京ディズニーリゾート(ランド+シー)の約1.3倍で、かなり広大だ。
また、建設費用は、約1400~1700億円と見積られている。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの総事業費1700億円と同じくらいなので、なかなかの力の入れようである。
このテーマパークで来園者は、未来に送られて、地球外生命体と接触したり、ドラゴンの背に乗ったり、その他多くの体験ができるようだぞ!
アトラクションは、中国初のVRジェットコースターの他、VRレストラン、VRシアター、子供向けエリアなどがあるという。
VRレストランが個人的に気になるぞ!回鍋肉を食べようとしたら、八宝菜だった的な、バラエティ番組の目隠し企画みたいなやつなのか、それとも何か想像を超えてくるものなのか、、、!
中国VR市場の拡大
海外では、中国のVRブームは、誇大宣伝ではないかと言う見方があるが、このテーマパークの実績次第では、その見方も変わってくるようだ。
この巨大VR施設は、娯楽施設という役割の他に、VR研究開発に特化した場所も作る予定だ。中国やアジア圏のVR研究の中心地になるという狙いもあるようだ。
政府系のシンクタンクの調査によると、2020年に中国のVR市場は、今の10倍、9400億円ほどになると見られている。