【世界一美しい少女】SNS上でブランディングされる6歳の少女が物議をかもす!

カルチャー

少女をSNS上でブランディングすることに懐疑的な人々

人形のように端正な目鼻立ち、ふっくらとして透き通った肌、美しい青い瞳・・・まるで奇跡のような少女がインスタグラムに現れた。

彼女の名は、アナスタシア・ナイェゼワちゃん。フランスのヴォーグ誌でキッズモデルとして活躍している、6歳の女の子である。

アナスタシアちゃんの魅力に取りつかれた人は世界中に数知れず、現在フォロワー数は59万人にも達している。この数字は、世界トップクラスのモデルすら超える勢いである。

彼女を「完璧な少女だ!」とあがめるファンもいれば、デートしたいという不埒な輩もいるという。様々な見方をするファンがいるのは仕方ないことだが、とくに目立っているのがこうしたコメントである。

こんな小さい女の子にメイクをしているの?もう少し子供らしくさせてあげたらどうなの?

このように一部の人々は、娘を撮影しインスタグラムでフォロワー集めをする母親に懐疑的な意見を持っているという。同じような事例が過去にもあり、2016年、クリスティーナ・ピメノバという少女の母親は、娘を利用して挑発的な写真を撮っていると批判されたことがある。

では、実際にどのような影響があるかをくみ取っていこう。

最も尊重すべきは子どもの意思

確かに彼女たちは可愛らしく、ネット上でたくさんのファンに囲まれるのは名誉なことだろう。しかし、イギリスの心理学者エマ・ケニー氏は、子どもをSNSでブランディングする風潮に”待った”をかけようとしている。

子どもをSNSで紹介することで問題となるのは、彼女たちの許可なしに母親が勝手に投稿することです。SNSにアップすることでどういう事がおこるのか、娘たちにきちんと説明して同意を得てから写真をとるべきです。

Yahoo Lifestyle

ケニー氏は加えて、人生の瞬間をネット上で公開することは魅力的ではあるが、同時にあらゆる危険も含んでいることを指摘している。

極端な例で言うと、風呂場でのショットを彼女たちが大きくなったときに時に見たらどう思うだろうか?そして、それが拡散されて多くの人に見られたことをどう思うかを考慮すべきであるとケニー氏は訴えている。

ファンたちのコメントで楽しむことはできますが、同じように、様々な悪意に晒される可能性があります。心の成長を待たずネットが原因で傷つく経験をしたら、自尊心の発達に悪影響を及ぼすでしょう。

Yahoo Lifestyle

今回紹介したアナスタシアちゃんは、幸いにもモデルとして華々しいスターダムを駆け上がっている。彼女がモデルとしての成長を望んでいるであればいいのだが、親が本人の承諾を得ずにやっているのであれば問題となる。

今回の疑惑は至極真っ当なものだろう。アナスタシアちゃんが意思を尊重されていればいいのだが・・・。

みなさんも、SNSにお子さんの写真をアップする際は「たくさんの人に見られてもいい?」と一言聞いてみて欲しい。そして、どういう危険があるかというのも同時に教えてあげるのをオススメする。

 

参照元:InstagramYahoo Lifestyle

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