3年に1度開催される光のアートフェスティバル
徳島市で3年に一度開催されている、LEDの「光」をメインとするアートフェスティバル、徳島LEDアートフェスティバルをご存じだろうか?
LEDの光と、歴史的町なみの融合によって創り出されるアート空間。徳島市の「水と緑のネットワーク構想」に基づき開催されているものだ。(開催期間:2016年12月16日から12月25日まで)
2010年からはじまった本アートフェスティバル。3回目の開催となる2016年は、あのチームラボの猪子寿之氏が芸術監督を務め、「チームラボ★光る川と光る森」と題した作品と、公募作品によって構成された内容。
チームラボとは一体何者なのか?
チームラボは、プログラマー、エンジニア、数学者、建築家、アニメーター、デザイナーなど様々なスペシャリストが集まった、自称ウルトラテクノロジスト集団だ。その代表を務めるのが猪子寿之氏。彼が東京大学卒業と同時に立ち上げたことから、東京大学発のベンチャー企業などと呼ばれていたこともある。
だが、すごいのはそういった肩書だけではない。シリコンバレーやニューヨーク、シンガポールなど海外での評価も高く、数多くのアート展に出展、圧倒的なスケール感のある作品で、海外のアートファンから絶賛されているのである。
もちろん国内でも、47万人が訪れた「踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」や、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のオープニング映像の制作など、国内でも確実にその評価を上げている。
そんな、チームラボの猪子氏が芸術監督を務めるとなると、期待しないわけにいかないじゃないか!というわけで、徳島LEDアートフェスティバルの様子をご覧いただこう。
なんと幻想的なのだ。徳島市の街並みとうまく融合され、街並みもアート作品の一部になっているようだ。これも猪子氏が、徳島市出身だからこそできることなのだろうか。さすがである。
チームラボ猪子氏による、光のアートフェスティバル。見逃してしまった人は、今回の作品や今後の出展をチームラボのホームページをチェック!今後もチームラボ、要チェックである。