ケガをしたリスを助けると…
2009年、ブラントリー・ハリソンさんは、ケガをしている小さなリスを見つけた。どうやらフクロウに襲われたようだ。
ベラと名づけ、彼女はそのリスを自宅で保護し、治療した。
そして、翌年の春、健康に問題がないと考えた彼女は、ベラを野生にかえそうとした。しかし、ベラは森の中を駆け回るようになったものの、ブラントリーさんの家から遠く離れることはなかった。
実はブラントリーさんは、他にも3匹のリスを同時に育てていたのだが、彼女の家に戻って来るようになったのはベラだけだった。
「ベラは玄関の扉の前で誰かが気付くのを待ってるの。ジャンプして窓から入ってくることもあるわ。」とブラントリーさんは語る。
そして、ベラにもう1つ、ある出来事が起きた。
もう1つの出来事
ある日、ベラがブラントリーさんの家を訪ねてきたとき、足に傷を負っていた。ブラントリーさんは以前のようにベラを治療した。
そしてもうほとんど完治した、という時に、何とベラが子どもを出産したのだ!!「私が育てた子が新しい命を授かるなんて、とても驚いたわ!」
ブラントリーさんは、ベラの子どもも、野生で生きられるようになるまで育てたあげたとのことだ。
始めはペットですらなかったベラだが、今では家族の一員のようなもの。ワンちゃんも旦那さんもベラのことを気に入っているようだ。
無事に育ち、子どもまで授かることができたベラ。ブラントリーさんには鶴の恩返しならぬ、リスの恩返しとして、いいことがあるかもしれない。
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