【身長82㎝】原因不明の激痛と闘う19歳少女の笑顔、その裏には過去を乗り越えた自分の存在があった!

カルチャー

笑顔を絶やさない身長82㎝の19歳少女

イギリス在住のジョージア・ランキンさん(19歳)はどこにでもいる普通の少女だ。

2歳児の平均である、身長82㎝ということを除いては・・・。
なんらかの骨格形成異常が成長を止めてしまう「小人症」と似た傾向にあるが、彼女の症状は非常に稀で、現在までにきちんとした病名を診断されるに至っていない。

外見よりももっと悩まされているのは、原因不明の激痛だという。朝起きた瞬間から夜ベッドに行くまで、絶え間なく襲ってくる痛みと闘いながらも、ジョージアさんは常に笑顔を絶やさない。

その理由は、自分自身が考え方を180度変えたことにあった。

自分は自分!他の人と同じなんて嫌!

学生時代、みんなの輪に入れず、常に孤立していたジョージアさん。みんながパーティーに誘われても、彼女だけは呼ばれることがなかったという。

外見がみんなと違うから?
みんなと同じことができないから?

こんな自問自答を繰り返す時期もあったが、ここで彼女は考え方を改めることにしたのである。

みんな結局私のことを外見で判断するわ。どうにもならないことを気にしたって仕方ない。それなら、私はただなりたい自分になるだけ。

他のみんなと違った外見の自分に劣等感を抱いていたジョージアさんだが、今は胸を張って笑顔でこう答えている。

こんなに個性的な自分が好きなの。他の人と同じなんて嫌!

愛犬は痛みをわかちあえる存在

現在、メイクアップアーティストとして自身のYouTubeチャンネルを持つジョージアさん。
笑顔の裏で常に痛みと闘っているジョージアさんだが、幼い頃、両親はそれに気付いていなかったようだ。痛みと隣り合わせで生きてきたジョージアさんにとって、痛みがある生活が当たり前だったため、それを両親に告げることすらなかったというのだから驚きだ。

現在は、1日4回モルヒネやパラセタモールなどの鎮痛剤を投与し、痛みがひどい時には局所麻酔薬を臀部(でんぶ)に投与することもあるという。しかし、薬だけには頼らない。彼女の心の支えでもある飼い犬ポピーが、痛みを和らげるのに必要不可欠な存在なのだ。犬は飼い主が痛みを感じているときに、その痛みを感じとることができると言われている。ジョージアさんが痛みに苦しんでいるときに、その痛みを共有できる存在なのだろう。

ジョージアさんはその素敵な笑顔で、これからもまわりに幸せを与えてくれることでしょう。

参照元:FacebookMetro

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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