絶対目線はそっちに行っちゃう
農家の世界は一見平和な様に思えるが、天気や収穫量以上に、人間関係に繊細な心遣いを必要とされるらしい。
例えば、その地域で収穫高が大きい人へのやっかみが原因で、用水路をとめられたり作物を盗まれたりなどの嫌がらせを受けることもあるという。
今回紹介するインドの男性も、とても目立つ立派な畑を持っており、周囲からは悪意に満ちた目で見られていたらしい。
その状況をなんとか打開しようと考えた方法というのが・・・セクシーなポスターを掲げるという方法だったのである!!
ワ~オ、ボインでいいオンナ・・・。
このセクシーなポスターを公衆の面前に掲げたのは、インド東部アーンドラ・プラデーシュ州で農家を営んでいる、45歳の男性である。
彼は何を考えたのか、広大な農地のど真ん中に、ある日急にサニー・レオンという大人気ポルノ女優の水着姿を設置したのだ。日本で考えれば、田んぼに明日花キララが掲げられている様なものである。シュール極まりない。
「どんな性癖なんだよ!」とツッコミたい人はたくさんいらっしゃるだろうが、これには大きな理由があるのだ。
この男性は、約4ヘクタールもの広大な土地を所有しており、そこでキャベツやカリフラワーを栽培している。
今年はこの大きな土地にいながらも豊作に恵まれ、近隣の農家の嫉妬を買ったり、通行人からジロジロと見られるようになったという。
農作業を落ち着いて出来ず、かなりのストレスを感じていた中、ある事を思いついたようだ。
男性は地元メディアに対し、このように語っている。
「人々の悪意に満ちた目をそらすため、何日か前から有名なポルノ女優を掲げることにしたのです。」
また、以前から視線に困っていたことを伝えるために、女優の横には「ねぇ!アタシに騒いだり嫉妬したりしないでよね!」と書いたとのこと。強気に煽っているな・・・。
▲サニー・レオンのイメージ。セクシー。
この看板を掲げた結果、素晴らしいことに視線がピタっと止んだのだという。おかげで、男性や従業員は安心して農作業ができるようになったようだ。
作物や農夫より、谷間に目が行くのは当然である。思春期の男子が通りかかったら大変なことになりそうだが・・・。
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しかし、性的な表現に対し敏感なインドでは、ポルノ女優のビキニ姿を掲げることは法にひっかかる可能性がある。SNSでは多くの人にこの点を指摘されていたようだ。
これに対して男性は、「私たちが困っていた事にすら警察は気にかけなかったのです。反対されるワケないでしょ?」と答えている。
なお、この平和的解決手段(?)にインド国内では称賛が集まっているという。やはり、エロがあれば争いは生まれないのである。
参照元:Hindustan Times、Facebook、