スカンクが家に住みついた!?なら家ごとなくしちまえ!
▲かわいいスカンク(イメージ)
ツートンカラーがかわいいスカンクは、モフモフふさふさでペットとしても人気な動物。それでいて、おシリからものすごく臭い液体を放つのが特徴だ。
このスカンクが、北アメリカから南アメリカにかけて大量に生息していることをご存知だっただろうか。
可愛らしい外見でありながら、アメリカでは、家の軒下に住みついてひどい悪臭を放つ害獣として知られている。服に匂いが染みついたりと、悩んでいるアメリカ人はとても多いようだ。
・・・・そんなスカンクにブチ切れたとある男性が、勢い余って家を全焼させてしまったのだという!!
▲発煙筒(イメージ)
2月19日10時半ごろ、アメリカ・ミシガン州デトロイトにある住宅が全焼する大きな火災が起きた。
幸いにも、消防士一名が捻挫しただけで、負傷者はいなかったという。・・・だが、この理由というのが実にしょうもないものだった。
なんと、男性は床下に住みついたスカンクを追い出そうとして、発煙筒を投げ込んでいたことがわかったのだ!!
発煙筒の火は、煙と共に床下の木材に燃え移り延焼。通報からわずか15分で、炎は一階を飲み込んでいたという。この大火災のなか、男性が無事でなによりだった。
なお、消防が焼跡を調べると、スカンクの死骸は一体も発見されなかったとのこと。
スカンクたちは火災の直後に逃げ出したのだろうが、とりあえず家の敷地から追い出せたので解決である。
その代償が家の焼失というのはあまりにも重すぎる気がするが、気にしないで再出発を頑張ってほしいものである。
とはいえ、「普通に駆除業者を呼べばよかったんじゃね・・・?」と思ったのは、筆者だけではないはず・・・。