未登録の銃57000丁を回収
オーストラリアでは、未登録の銃を所持することは違法である。しかし、未だに多くの銃が非合法的に所持されていると考えられている。
そんな現状から、オーストラリア政府は昨年の7月から9月にかけて、未登録の銃を期間内に提出すれば処罰を与えないというキャンペーンを行った。
結果は成功。発表によると、集まった銃は自動小銃など57000丁以上。およそ80000個の弾薬が回収された。
しかし中には、こんなものまで!?というものも提出されたそうだ。
そのひとつがコチラだ。
57,000 firearms including automatic rifles, handguns and a rocket launcher were handed in during last year's National Firearms Amnesty. https://t.co/JuGJrIAwPC | @abcnews pic.twitter.com/HSZ1yMQJzE
— ABC Australia (@ABCaustralia) 2018年2月28日
なんと、一般市民がロケットランチャーまで所持していたのである!
ロケットランチャーを一般市民が所持!?
ゾンビ映画とかアクション映画で目にするロケットランチャー。ぶっ放されれば、派手な演出が起きるアレである。そんな物騒なものを市民が持っていたのだ。ええ…こわ…
オーストラリア政府の発表では、このロケットランチャーは所持者がゴミ捨て場で拾ったものだとされている。
いや、なんでゴミ捨て場にロケットランチャーが落ちてるんだよ…ゲームかよ…バイオでハザードなゲームかよ…
またそのほかにも、スイス軍で使用された剣なども提出され、地域の博物館に寄贈されるものもあった。
銃を使った事件も多い昨今。これだけ多くの銃器が回収されて住民も少し安心できただろう。
それでも、まだ未登録の銃器は残っていると考えられている。銃を提出したから逆に身を守れなくなった、という事態は避けたいものである。