速度超過や逆走など、高速道路は便利な反面、色々な危険が潜んでいる。だが先日、スペインの高速道路で起きた事故は少し様子が変だった。
実際の様子を見ていただこう。
A-30 cortada por caída de camión con elefantes sueltos en la calzada. Cortada autovía dirección Murcia a la altura de pozo Cañada. pic.twitter.com/z0tPg6KDZo
— PolicíaLocalAlbacete (@PoliciaAlbacete) 2018年4月2日
高速道路にゾウ!?なんで??
なんでゾウが!?
先ほどの写真からもわかるように、ゾウが生息してそうな広大なサバンナとかジャングルみたいな場所はなさそうだ。このゾウは一体どこから来たのだろうか?
どうやら原因は、サーカスのトラックの事故のようだ。
サーカスに登場させるためのゾウを運んでいたトラックが横転。ゾウ5頭が道路に投げ出された。ドライバーに大きなケガはなく、2頭のゾウも軽傷で済んだものの、残り3頭のゾウが重傷を負い、内1頭が命を落とした。
トラックが前方の車を追い越そうとしたときに横転したようだ。
この事故を受けて、動物保護団体は猛抗議。サーカスに動物を登場させることの危険性を訴えた。
命ある生き物を運ぶ以上、それが人間でなくとも細心の注意を払わなければならない。
1頭のゾウの命が失われてしまった今回の事故。我々はこのような事故を二度と起こしてはならない。