【賛否両論】性別にかかわらず使用できる「ユニセックストイレ」が欧米で増加中!日本はどうする?

カルチャー

全員が嫌な思いをせずに暮らすことは可能?

世の中にはたくさんの人がいる。全ての人が嫌な思いをせずに、自由に生活を送ることができる世界は、皆にとっての理想だろう。だが現実問題として、そんな世界を実現することは非常に難しい。今日は、海外で巻き起こっているそのような話題をお届けしたい。

近ごろ、性的少数者の意見を取り入れた、男女両方が使うことができるユニセックストイレが考案された。このトイレには賛成の意見が多数集まり、欧米で増加中なのだが、一方では反対の意見も聞こえてくる

トランスジェンダーの方の意見を取り入れたトイレ

世の中には、「体の性別」と「心の性別」が一致しない、「トランスジェンダー」と呼ばれる方がいる。性的少数者の総称である「LGBT」の「T」がトランスジェンダーである。

トランスジェンダーの方は、これまでの公共施設における男女別のトイレに悩みを抱えていた。精神的な性別と異なるにもかかわらず、身体的な性別に合わせる必要があったからだ。

その状況を解決するために考案されたのが、「ユニセックストイレ」である。

ユニセックストイレは、性別にかかわらず誰でも利用できる、というコンセプトで作られており、現在欧米で増加中だ。

▲イギリスの大学にあるユニセックストイレ

▲男女どちらでも使える個室が並ぶ

このトイレには、

・トランスジェンダーの人たちに優しい
・全部男女共用のユニセックストイレにすべきだ

との賛成の意見があがっている。

だが反対意見も聞こえ、アメリカでは「反対」の住民投票も…

だが、このトイレには反対の声も多数見られる。

・立っておしっこをする男の人の次に使いたいとは思わないな
・ここで大きい方をするのは、なかなか気が引ける…
・生理の女性のことを考えると、プライバシーが必要では?

といった意見が見受けられた。確かにこれを聞くと、ユニセックストイレで完璧!とは一概には言えないな…

そしてこのような意見は社会でも大きくなっている。アメリカ・アラスカ州の都市で、ユニセックストイレを廃止し、出生時に判定された身体的な性別に従って利用するよう規制する「トイレ法」が、住民投票にかけられた。

投票の結果、僅差で否決され、ユニセックストイレが廃止されることはなかった。しかし複数の州で同様のトイレ法が提案されており、今後も議論は続いていく模様だ。

日本では、島国であることも影響してか、このような議論が海外で話題であっても、あまり話されることはなかった。だがグローバル化の影響で、文化の壁が取っ払われ、この種の議題が日本にも入るようになってきており、これからもっと増えていくように思われる。

このような議論に触れたとき、賛成・反対、両方の意見を総合的に聞くことが、全員が住みやすい世の中を作る第一歩だと筆者は考える。日本はこれからどのような決断を下すか、皆が考えなければならない。

参照元:CNN
撮影:edamame.編集部

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Haru

抽象性大好き男。できないことにしか挑戦しない、当たって砕けるタイプ。詰めが甘く成功を取りこぼすこと多々あり。自己紹介の始まりは基本「男なのに嵐好き」

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