実の娘を…

先日、南アフリカ共和国で男が自分の娘を屋根の上から放り投げるという衝撃的な事件が起きた！

事件の発端は、彼の家が取り壊されそうになったことであった。

詳しく見ていくことにしよう。

彼の家はポート・エリザベスという地域の近くに建てられた、小さな小屋。しかし、その家は違法に建てられたものであった。

実はその地域には彼の家だけでなく、他にも多くの違法な建物が存在していた。この現状に対して、違法建造物をまとめて取り壊すという発表された。

住民たちはこれに猛抗議。家を取り壊そうとする人に対してレンガを投げたり、火の着いたタイヤで道路をふさぐなど、暴動に近い状態となった。

そしてやけくそになった1人の男性が、幼い娘を抱えて屋根に上り、取り壊しをやめないとその場から自分の娘を放り投げると脅した。

自分の娘の足首を持つ容疑者。

警察官の1人が説得を試みるも、彼を落ち着かせることはできず…子どもは屋根から放り投げられてしまう！！

…が周りで待機していた他の警察官たちが間一髪キャッチ！！子どもはケガもなく無事であった。

当時の様子。中央の警察官が子どもを抱えている。

男は自分の娘に対する殺人未遂の容疑で逮捕され、娘は母親の下で安全に暮らしているようだ。

貧困に苦しんでいたのか

この事件に対して、「ひどい事件だ」「言葉を失った…」といった意見が多く見られたが、中には「この男の環境や経緯を知らないと、何故このような行動をとったのかわからない。決して彼の行動を正当化するわけではないが、貧困に苦しんでおり、家がなくなれば生活できなかったのかも」というようなコメントも見られた。

小屋のような家だったので家が裕福ではなかったことは明らかだ。とはいえ彼の娘は、ともすれば命を落としていたのだ。

どのような背景があったにせよ、自分の子どもを人質にして、そして本当に屋根の上から投げたこの男の行為は決して許されるものではない。厳重な処罰が下されることを望む。

こちらでは事件の一部始終と男が取り押さえられる様子が撮影されている。

参照元：Facebook1、2、THE SUN、Daily Mail