【世界初】前足を失って義足をつけたリスが走り回る姿に癒やされ励まされる

動物

日本でもネコと暮らす人々が増えている、世界的にもペットに癒やしを求める人々が増えているようだ。

人間のパートナーとしての動物への関心が高まるなかで、前足を失いながら世界初めて義足をつけて元気に走り回れるようになったリスがいる。懸命で愛くるしい姿が注目を集めているリスのカラメルちゃんをめぐる感動の物語を紹介しよう。

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カラメルちゃんが軽快に疾走している。でも、人間の子供が自転車に乗って楽しむように、おもちゃで遊んでいるわけではない。

この車輪はカラメルちゃんの新しい「足」。カラメルちゃんは世界で初めて義足をつけたリスなのだ。

トルコの南東アナトリア地方のバトマン市で、地元の19歳の若者が罠(わな)にかかって、前足に大けがをしているリスを見つけた。それがカラメルちゃん。近所の獣医にとってが手のほどこしようがない状態だった。

そこで若者は動物の権利を守るために活動しているタイフン・デミールさんにカラメルちゃんを託すことにした。

手術は失敗

カラメルちゃんは1000キロ以上離れたイスタンブールのデミールさんのもとに移され、地元のアイドゥン大学で2回の手術を受けたが、前足は回復しなかった。

「もう一度、元気に走り回らせてあげたい」

前足が動かなくてもエサを食べて懸命に生きようとするカラメルちゃんの健気な姿があった。

デミールさんや、同大のスタッフがカルメラちゃんのために世界で初めてのリスのための義足づくりに挑むことになった。

試行錯誤の結果、今年3月末には報道陣に披露できるまでに開発された義足が完成。今後さらに改良を重ねていくそうだ。

これまでも犬の義肢などはあったが、これからは事故で傷ついたリス以外の小動物などへの応用も期待できそう。

カラメルちゃんの元気な姿に励まされる人々も少なくないはずだ。

参照元:instagramYoutubemnn

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raiQ

1970年の大阪万博のときは小学2年生でした。 就職したときはボールペンで原稿を書いていました。 呼び出しはポケベル。

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