ある女性が口にした悪徳オークションサイトの実態
近頃、数億円で処女を売るという「シンデレラ・エスコート」というサイトをよく耳にすることがある。edamame.でも以前に、アメリカの19歳の少女が3億円で落札されたニュースをお送りした。
この出来事が報じられると人々の間では衝撃が広まり「人身売買だ!」「人をなんだと思っている」という批判が大きく広まった一方、恐ろしいことに、「数億手にはいるなら私も売りたい」という女性が次々と現れだしたのだ。
Hi I wanna sell my virginity too.
— June (@June69140009) 2018年3月22日
私も処女を売りたいわ。
この流れを受け、ある一人の女性がシンデレラエスコートの裏側の暴露に踏み切った。
その女性というのが、当サイトでも過去に取り上げたルーマニア人モデルアレクサンドラ・ケフレンさん(19)だ。
アレクサンドラさんが取材を受けたのは、sugercookie.comという成人向け情報サイト。
彼女は取材を受けた動画内にて、なんと「3億円で売れたというのは、シンデレラエスコートが宣伝のために作ったウソである」と明かしたのだ。
3億円での処女の売買というのも実際には成立しておらず、処女を買ったと言われる香港の実業家も実在していなかったのである。
更に動画内では、「処女の売買をしているのは事実。だが取引が成立する前に、私は彼氏を作って会社との規約を破り、サービスから追い出された」とコメントしている。
英メディア「Unilad」がシンデレラエスコートへ取材したところ、実際に1日に1000件の申請があり、600件の処女の取引が成立していると述べている。しかし、その先で女性たちがどうなったのかは明らかになっていない。
つまり、偽の広告によって多くの女性たちに「売りたい」と思わせることによって、売春・買春を促していた可能性があるのだ。
代表者の裏の顔
シンデレラエスコートには、もう一つ闇の面が浮上している。
代表者であるヤン・ザコビエルスキーという男が、ギリシャ・アテネで売春宿を経営している人物、アレクサンドロス・カリニキディスと同一人物ではないかという噂があがっている。
シュガークッキー.comのサイトによると、「シンデレラエスコートに申し込みをしたらアテネにある5か所の売春宿に送らされた事がある」という証言が裏付けとなっている。また、サイトに登録していた女性がアテネの売春宿で発見されたという説も上がっていたのだ。
こうしたことから、シンデレラエスコートが売春の入口とされていた説が濃厚になっている。
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「数億円で処女を売る」というニュースは、一部の人々の間では肯定的に受け取られていただけあり、多くの女性たちが騙された可能性がある。
こうしたセンセーショナルなニュースを仕掛け、大金をちらつかせながら売春に誘い込む手段は非常に悪質である。
参照元:Unilad、Suger Cookie.com、Vimeo[1]、[2]