メガボンバー爆弾祭りや、チーズをひたすら追いかけるだけの祭りなど、世界には、私たちが知らないような奇祭がまだまだたくさんあるだろう。
今回ご紹介したいのは、知る人ぞ知る、名物『嫁担ぎレース』!
その名の通り、愛する奥様を担いでレースに参戦するわけなのだが、その様子を是非ともご覧いただきたい。
これが20年以上続く『嫁担ぎレース』だっ!
The North America Annual Wife Carrying Championships
This is the 'wife carrying' championships.. Tag a loved up couple who'd smash this! ??
Newsflare
UNILADさんの投稿 2017年10月9日(月)
奥さんは、自分の股でしっかりとダンナさんの首を挟み込み、股がキューンとなりそうなくらい、とにかく必死でしがみついている。しかし、顔は泥水のなかに浸かったり、脚力がなければ振り下ろされたりと散々な光景である。
先週4月8日、イギリスでの予選会には40組のペアが出場し、優勝カップルは、7月にフィンランドで開催される世界大会の出場権を獲得したわけなのだが、レース中の姿はやっぱり恥ずかしすぎるぞ!
条件は体重49㎏以上あること!
レース参加にあたっての条件はただ一つ。
・奥さんの体重が49㎏以上あること
『嫁担ぎレース』とはいっても、夫婦だという必要はない。互いがカップルと認めていれば、担がれる相手は男性でも問題はないという。
お姫様抱っこでも、おんぶでも、どんな担ぎ方でもありなのだが、
Sonkajärven 22. Eukonkannon MM – kisa lähestyy ja tällä hetkellä kisailijoita on jo ilmoittautunut mukaan kymmenestä…
Wife Carrying World Championships – Eukonkannon MM-kisat (OfficialFanPage)さんの投稿 2017年5月19日(金)
やはり、このスタイルが一番ベストなのか?
多くの参加者は、歴代多数の優勝者を輩出しているエストニアにちなんで、「エストニア・スタイル」とよばれるこのスタイルを選んでいるようだ。
そして気になる世界選手権の賞品は、奥さんの体重分の重さのビール!
奥さんの体重が重ければ重いほど、商品のビールも増えるというわけだ。
夫婦の絆を確かめ合える機会かも?
かつて、フィンランドのこの地域では、求婚のために近隣の村から娘を連れ去る習慣があったと言い、これを皮肉ってレースにしたものが『嫁担ぎレース』になったと伝えられている。
とにかく、参加者も観客もみんなが楽しむことが前提のこのレース。負けたからと言って、「お前の体重が重いんだよ!」「あんたがだらしないからよ!」なんて声が聞こえてくることはないはずだ。