神も困惑するだろうご近所トラブル
アメリカやフランス、そして日本では「信教の自由」が認められているため、私たちはどんな宗教を信じても構わない。
お互いの信じているものを尊重し合うことが理想ではあるが・・・今回のお届けするご近所トラブル事件は、いくら信仰の自由があるとはいえ許しがたいことがあったようだ!
なんと、ある男性が行う儀式の音がうるさすぎて、隣人に刺されてしまったのである!!
事件は、イギリス南部の小さな村、アンダーホルトで起こった。被害を受けたのは、ケルト民族系宗教を信仰するジョン・バーネット氏。
彼はなんと、夜空に満月が出る日には必ず裏庭にでて、リズミカルに太鼓をたたいたり、歌ったりを繰り返したりしていたという。
これが隣に住む夫婦にとって非常に騒々しかったようで、二人の堪忍袋の緒が遂に切れてしまったのである。
ブチギレ夫婦 VS 強靭なお腹
John Bennettさんの投稿 2017年7月8日(土)
凶行に及んだのは、マーク・デンヤー容疑者(56)と、アン・デンヤー容疑者(52)。
バーネット氏の儀式が始まると、容疑者らは傘を持って武装し、家に押し入ったのだという。
そして夫のマーク容疑者がバーネット氏を羽交い絞めにすると、アン容疑者はキッチンにあったカービングナイフでバーネット氏のお腹を刺したのである!
しかし、体重約139キロにも及ぶバーネット氏のお腹には、全く刃が立たなかったのだ!!
幸いにも分厚い脂肪によって致命傷には至らず、病院に運ばれたというが命に別状はなかったという。
とんでもない迷惑隣人だった
イギリス南部ボーンマスの裁判所に現れたアン容疑者は「騒音から解放され、後悔はしていない」とどこか満足げだったようだ。
実は、バーネット氏の儀式が始まったのは4年前の11月で、そこから毎月の様に騒音に悩まされていたという。
更に何度も注意をしていたというが、無視するどころかエスカレートしていき、日々関係は悪化していたとのこと。
こうした経緯からノイローゼになってしまい、夫妻は凶行に至ってしまったのである。
最終的に夫婦は減刑され、10ヶ月の拘留と130時間の強制労働が課せられた。
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このニュースに対するコメントには、夫婦に対して同情的なコメントが非常に多かった。
それだけ日常の騒音と言うのは殺意を抱くほどのストレスになるに違いないが、暴力に走ることだけはいけない。
もしあなたが「刺したいくらいうるさい!」とお悩みであれば、警察に相談するか、引っ越すか、裁判を起こす事をオススメする。