新感覚！シャワーを浴びながら飲むビール！
皆さん、シャワービールという言葉をご存知だろうか。
シャワービールとは、シャワーを浴びながら、または、お風呂に浸かりながらビールを飲むというものだ。今、海外では、そのシャワービールが娯楽として流行っているらしい。
シャワーとビール、なんでも一つにしてしまうという、なんとも海外らしい考え方だ。考えてみてほしい、一日の疲れを洗い流し、ビールも飲みながらリラックス。こんな最高のひと時、ほかにあるだろうか。
シャワービールラバーのためのビール
そんなシャワービール愛好家に朗報。先日、スウェーデンのビール醸造所、Pang Pang breweryとクリエイティブエージェンシーSnaskが共同開発した、シャワービール専用ビールが発表された。
その名も、シャワービール(shower beer)！！
「そのままかよ！」とツッコミを入れた方もいるだろう。しかし、数々のこだわりを見れば、この名前に納得せざるを得ない。
こだわりはサイズから。。。
どうやら、このシャワービールのこだわりは、その瓶の大きさにあるようだ。
このビールは片手におさまってしまうほどの大きさ、１８０ミリリットルしかない。３口ほどで飲み干せてしまうだろう。これは、熱いシャワーでビールがぬるくなってしまう前に飲み干すことができるようにするためだ。
「しかし物足りないのでは？」と思った方もいるだろう。心配御無用、少量でも十分に一日の疲れをとり、リフレッシュできるよう、アルコール度数１０％と強めに作られている。
石鹸のような風味？
味は少し不思議なテイストのようだ。
醸造所の設立者、フレドリックさん(Fredrik Tunedal)によれば、石鹸の風味がするらしい。
石鹸の風味がするなど、普通のビールならば、クレームが殺到するだろう。しかし、フレドリックさんは、このほのかな風味こそがシャワービール最大の特徴だと語る。
また、かんきつ類と共にしっかりと醸造されているため、ただ石鹸の風味がするだけでなく、シトラスのサッパリとした風味、そして時折ハーブの香りが感じられる。心も洗われ、さわやかな気分になれる、そんな不思議な風味に惹きつけられる人が多いようだ。
コンディショナーとしても！？
なんといってもこのビールの最大の特徴は、コンディショナーとしても使えてしまうことだ。
フレドリックさんが、長い研究の末に完成させたシャワービール。風味はもちろん、髪の毛にも合うようにしてしまうなんて・・・すばらしいこだわりだ。もちろんクオリティーも申し分ない。
ビールをコンディショナーにしてしまうとは、なんて画期的なのだろうか。これなら、ビールひとつで見た目も美しくなれる。髪にビールの香りがついてしまうのではと少し心配ではあるが、ぜひ一度は試してみたいものだ。
日本で買えるの？
それでは、このシャワービール日本で買えるのだろうか？
残念ながら、しばらくの間は、スウェーデン国内のみで販売されるようだ。
しかし、朗報もある！
醸造所のフレドリックさんによると、将来的には国外にも輸出予定だそうだ！
身も心もリフレッシュできる、こだわりぬかれた一石二鳥のシャワービール。もし日本に輸出される日が来れば、皆さんも試してみてはどうだろうか？
