【衝撃】ヒトラーの死の真相が解明されるも陰謀論者達がメチャクチャにする!

カルチャー

アドルフ・ヒトラー。おそらく、「独裁者」と言われて一番最初に思い浮かぶのが彼の名前ではないだろうか。

1945年4月、ドイツの敗戦とともに自宅の地下で自殺したとされるが、その死に関しては「陰謀論」が尽きない。

「敗戦後も南米に逃げ延び長寿を全うした」という説が有力であるが、中にはナチスの隠された技術によって「南極や月の裏側で新生活を始めた」などという型破りな説も存在する。

そんな中、ヒトラーの死に関する「ある研究論文」が物議をかもしている。

ヒトラーの死亡時期を巡る論争

今月、フランスの法医学・人類学者フィリップ・シャルリエ博士率いる研究チームが、ヒトラーの死亡時期を決定付ける論文を発表した。

この研究は、ロシアに保管されていた「ヒトラーの遺骨」を調査したもの。頭蓋骨と歯の調査により、「ヒトラーは確実に1945年に死亡した」ことがわかったという。

また、頭蓋骨に銃弾が通過したと思われる穴があり、歯には青酸カリを使用した形跡が残っていたため、自殺の方法は、「拳銃と毒物の両方であった」と考察されている。

科学的手法により導き出された結論。これにより、ヒトラーの死に関する陰謀論の全てに終止符が打たれた・・・かに思われた。

しかし、議論はここで終わらないのである。

陰謀論者達の猛反撃

「ヒトラーが敗戦後、逃亡に成功した」─この説を支持するピーター・デビッド・オア氏。彼は、自身のFacebookアカウント「Eyewitnesstohitlersescape(ヒトラー逃亡の目撃者)」で、シャルリエ博士の論文を痛烈に批判した。

確かに、この頭蓋骨と歯の持ち主の死亡時期は1945年かもしれない。しかし、そもそもこの遺骨がヒトラーであるという証拠はどこにもない。ちなみに、2009年に、この骨の断片のDNA鑑定が行われ、「実は女性のものであった」ということが判明している。それを知らないのか?

実は、「ロシアに保管されているヒトラーの遺骨(とされているもの)は、DNA鑑定の結果女性のものだった」というウワサは、まことしやかにささやかれていた事である。

これを機に、シャルリエ博士のTwitterは陰謀論者によって攻撃される事になる。

シャルリエ博士も激おこ

陰謀論者の猛攻に対し、シャルリエ博士もTwitterで反論している。

DNA鑑定?論文を見せてみろ!サンプル鑑定をロシアが許可した証拠を見せてみろ!論文として発表されていないのなら、科学的な事実ではない。

信用できる科学的な事実だけを知りたい。ウワサはいらない。

人類学の観点から言えば、誰も「女性の遺骨」説を支持していない。だ・れ・も。

我々は以下のことを科学的に証明した。
1. 歯と義歯はヒトラーのものである。
2. 法医学と人類学の観点から、頭蓋骨がヒトラーのものだという事実を否定することはできない。

・・・かなりの激おこっぷりである。

果たしてヒトラーの死の真相やいかに。

驚異的な扇動性を持っていた彼は、死して尚も人々の心に取り憑いて離れないのである。

参照元:IFLScienceFacebookTwitter

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yamada

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