【釣られ笑い注意】無愛想が基本のロシアで、人に好印象を与える”笑顔”を超仏頂面で学ぶW杯スタッフたち

カルチャー

別に怒ってるわけじゃない

日本人の接客業は笑顔が多い。それに比べると、外国に行ったときに店員さんのぶっきらぼうっぷりに少し萎縮してしまう人もいるかもしれない。

それが一番顕著なのがロシアかもしれない。

ロシア人はとにかく笑顔を見せない。見ず知らずの人間に笑いかけたりしないのが基本の国というイメージはないだろうか?接客業では笑ったりしないのが普通、みたいな。・・・でもわかってほしい、それがロシアの常識なだけであり、決して不機嫌なわけではないのだ。

とはいえ、外国人から無愛想で重苦しい印象を与えていることをロシア人は認識しているようだ。

先日6月14日、ロシアでサッカーワールドカップが幕を開けた。

世界中から集まってくるお客さんに対し、「ロシア人はフレンドリーじゃない」という印象を与えないために・・・笑顔で接客する練習を行っているという!!

コチラがそのコーチングを行っている様子である。

このレッスンでは、心理学者のエルナーラ・ムスタフィーナ氏がワールドカップのスタッフに印象のいい笑い方を教えている。

どの人も、笑顔を学んでいるとは思えないほどの超真剣な表情でレッスンに臨んでいる。だがそのうち、男性スタッフが笑顔を見せると、自然と周囲からは笑い声が上がってきた。

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とはいえ、接客業で笑顔を保つことの辛さを知っている人の中には、「いや、あんまり無理しなくていいよ・・・」と声をかけたくなる人もいるのではないだろうか。

そういう文化であることを十分理解してもらってからロシアに来てもらうのが丁度いいのでは?と思ったのは筆者だけではないだろう。

最後に、サッカーを見に行くという人に向けてもう一度言いたい。ロシア人は無愛想でも、決して不機嫌というわけじゃないのだ。

 

参照元:Facebook

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