超高級のネズミハウス
みなさんの中には、札束に埋もれて死にたい!といった妄想をしたことがある方はいらっしゃるだろうか。筆者(家賃4万円の激安貸家住まい)はあります。今回、その札束に埋もれて死んでしまった奴が発見されちまったらしく、つい考えを改めたくなったので紹介しよう。
6月18日、インド・ニューデリーにあるATMが誤作動をおこし、壊れてしまっていたという。しかも、どうやら12日間にわたって放置されていた模様。(※インドはその辺適当)
エンジニアが現場に向かい、修理のため中身を空けてみると・・・目を疑うような衝撃的な光景が広がっていたという!!
Yes! The rat did a fine job of making a very expensive nest worth 12 lakhs pic.twitter.com/SglTeV1Xum
— Karma Paljor (@Karma_Paljor) 2018年6月18日
こ・・・これは酷い・・・!
現金が木端微塵になってしまい、もはや使える状態ではなくなっている。被害にあった金額は、なんと約193万円(120万ルピー)!!一体誰ががこんなことを・・・!?
そう思ったのもつかの間、ぐしゃぐしゃのお札の中に、一匹のネズミが死んだ状態で発見された。どうやらネズミのファミリーがここの中に住みついた結果、お札を食い散らかしまくっていたと見られている。
エンジニアはその後、まだ使えそうな2000ルピーを回収し、ゴミになってしまったお札を破棄。銀行は新たに170万ルピーを補充したとのことで、今回のネズミ事件は大きな損失となったようだ。
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ちなみに、ネズミがなぜ食べられない紙をかじりまくっていたかというと、原因は前歯にある。
ネズミの前歯は一生伸び続けるため、毎日何かしらを噛んで減らしていかないと、前歯が口をふさいでしまい食べ物が口にできなくなってしまうのである。
そのため、皆さんのお家にもある電気コードや段ボールといったありとあらゆるものを噛みちらかしていくのである。
だが、まさかATMの中にネズミが住みつくとは、さすがのインド人でも夢にも思わなかっただろう。
衛生的じゃないお札を触るのは我々日本人からしたら気が引けるものだが、中身だけ回収して同機を使い続けるところに・・・インド人のハンパないおおらかさを感じてしまう。