2015年頃から、たびたび話題になっている『ストロベリームーン』。
昨年もedamame.では、このストロベリームーンの記事をお届けしたが、あれから約1年。毎年、夏至の頃にみられる『ストロベリームーン』の時期がまたまたやってきたのである。
2018年の『ストロベリームーン』は6月28日!
それが明日、6月28日だ。
June's? #StrawberryMoon will be fully "ripe" on Thursday at 12:53 a.m. EDT. Learn how this Moon got its name in our short video. Berry interesting! https://t.co/dyFfHFwJh5 #folklore pic.twitter.com/9FGLEM3vv5
— The Farmers' Almanac (@FarmersAlmanac) 2018年6月26日
夏至の日に一番近い満月『ストロベリームーン』。
今年は6月21日が夏至にあたり、夏至に近い6月の満月は、冬場の白みがかった月と比較すると赤みがかってみえる。なぜなら、6月の満月は高度が低く、地平線に近いところを通るため、朝日や夕日がオレンジ色にみえるのと同じ原理で赤みを帯びて見えるからである。
また、湿度や空気の汚れ方でも色味が変わり、湿度が高い夏場は、比較的月の色が濃くなるといわれている。
イチゴの収穫時期に見える満月
とはいえ、月がピンク色に見えるから『ストロベリームーン』と呼ばれるわけではない。
古来より、ネイティブアメリカンは毎月みられる満月にそれぞれ名称をつけているのだが、そのなかで6月の満月のことを『ストロベリームーン』とよんでいたといわれている。
それは月が赤みがかって見えるからではなく、イチゴの収穫時期と重なっていたからだという言われが濃厚なようだ。
大切な人とみると恋愛が成就する!?
そして、いつしか、この『ストロベリームーン』をみると、幸せになれる、恋愛が成就するという言い伝えまで広がってきたのである。
肉眼で色の変化をみるのが難しい場合には、カメラのフィルターなどを通してみると、少し赤みを帯びた月にみえるかもしれない。
6月28日は、W杯での決勝トーナメント進出をかけた戦いを楽しみにしている人も多いことだろう。試合前やハーフタイムにちょっと外へ出て、友達や家族、恋人など大切な人とともに、夜空を見上げてみてはいかがだろうか。
参照元:Twitter