体の古い角質を食べてきれいにしてくれるドクターフィッシュ。ちょっとくすぐったいがなんだかクセになる、という人が結構いたりする。
しかし、ドクターフィッシュも人間にとっていいことだけをしてくれるというわけではないようだ。
先日、ある女性の身に起きた、ドクターフィッシュによる健康被害が報告され、話題になっている。
ドクターフィッシュのせいで爪が…
被害を受けたのは20代の女性。ドクターフィッシュが泳いでいる桶に足を入れたところ、数ヶ月後に足の爪に変化が起き始めたという。
その写真がこちら。
爪の半分以上がなくなってる…
深爪なんてものじゃない
報告者によると、この女性は先天的な病気もなく、病歴もなかった。この爪の欠損が発生していたときは、大きな痛みも感じていなかったそうだ。かなり爪がなくなっていて、見るからに痛そうだが…
この爪の状況に対して医師は、ドクターフィッシュが原因という判断を下した。
これまでに、ドクターフィッシュによる感染症などは報告されていたものの、爪の欠損という症例は初めて。報告者は、詳しいメカニズムはわからないとしながらも、ドクターフィッシュに噛み付かれた際の物理的な刺激が新たな爪の生成を妨げたのではないかと結論付けている。
ただし、他の医療従事者からはこの結論を疑問視する声も上がっている。ある医師は「ヒールの高い靴を履いたことによる爪への負荷が原因ではないか」と述べている。
ドクターフィッシュのような小さな魚に噛み付かれただけでこんなことになるのか…これからは少し頭に入れておく必要がありそうだ。
まあドクターフィッシュも「角質ばっかり食べさせやがって!!」みたいな感じで怒ったのかも…?
参照元:Facebook、JAMA NETWORK、CNN