【30万円もの被害】環境保護団体が野鳥にGPSトラッカーを付けた結果、SIMカードを抜かれ速攻で悪用される!

テクノロジー

鳥を救おうとしてたのに・・・

環境保護団体は、渡り鳥がどのようなエリアを飛んでいるかをGPSトラッカーを使って調査することがある。こうした位置情報を収集によって、個体の増減の原因を突き止めることができるほか、知られざる詳しい生態も明らかにすることができるようになった。

それと同様に、ポーランドのNGO団体「EkoLogiczna」は2017年4月、コウノトリがアフリカに渡った後どのような生活をしているかを研究するため、足にGPSトラッカーを着けて空に放ったという。

しかし、そのGPSが何者かに悪用され、突如同団体に向けて高額な使用料が請求される事態となったのだ!!

1年間に及ぶGPSトラッキングによって、ウクライナ、イスラエル、エジプトへの飛行が観測され、6000キロにわたる記録がとれていたという。

しかし、2018年の2月に入り事態は急変。

コウノトリたちは、春の訪れとともに温かいアフリカからポーランドに戻ろうとしていたとみられているが、中継地点であるスーダンで位置情報が止まってしまったのである。

その後、本来コウノトリが行くはずのない方向へ25キロ移動すると、4月26日に完全にシグナルが途絶えてしまったのだ。

こうした事故は珍しくなく調査は打ち切りとなっていたようだが、今年の6月、GPSトラッカーにつけていたはずのSIMカードに妙な動きが観測された。

なんと、そのSIMカード情報によって使用料約30万円(2663ドル)が同団体に請求されてきたのだ!!

もちろん同団体はすぐにSIMカードの利用を停止したとのこと。なお、誰に使われているか、何に使用されているかといった情報は今でも明らかになっていない。

地元メディアの取材に対し、同団体の職員はこう語る。

誰かがトラッカーからSIMカードを抜き取ったのでしょう。そしてそれをスマートフォンの中に入れ、20時間分の電話に使用されていたことが発覚したのです。

コメントにはどこか怒りと悲しみが滲んでいた。当然のごとく例のGPSトラッカーは戻ってくるはずもなく、今でもアフリカにいる犯人の手の元にあると見られている。

善意と最新テクノロジーが合わさって始めた画期的な活動なのに、速攻で悪用されてしまうなんて・・・。どこか悲壮感で満ちているニュースであった。

 

参照元:FacebookSuper express

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