【本気出し過ぎ】奥さんにイモ倉庫を頼まれたおじさんが地下室作りに挑戦⇒荘厳な地下寺院が誕生!

アート

手掘りとは思えない美しさ

世の中には、小さな事がきっかけで世界を驚かせるような恐ろしい才能に目覚めるような人々がいる。だが、今回紹介する人ほど執念深い人はなかなかいないだろう。

なんと、奥さんに「地下倉庫が欲しい」と頼まれたのがきっかけで、23年間にわたり掘りつづけ、巨大な地下室を生んだというのだ!

コチラがその手作り地下室の様子だ!!


非常に精巧な作りで、荘厳な空気に包まれている。

雑な地下室を想像していた自分が恥ずかしくなってくる。というか、どこからどう見ても個人で作るようなレベルじゃない。地下室というよりか、寺院といっても過言ではないだろう。

この地下寺院を作ったのは、アルメニア・コタイク地方アリンジ村に住むレヴォン・アラケリヤンさん。

彼は44歳の時に仕事を退職した後、奥さんに「ジャガイモを保存する倉庫が欲しいわ」と頼まれたのだそう。

だがお金がなかったため、レヴォンさんは自らの手で地下室づくりにチャレンジしたようだが・・・・なぜか夢中になって手が止まらなくなり始めたのだそう。

そこから驚くことに、毎日18時間掘る作業を、23年間も続けたのである!!

妻のトーシャさんはレヴォンさんの様子を隣で見守り続けていたそうで、地元メディアに対しこのように語っていた。

夫は毎日3~4時間しか眠っていませんでした。彼のように心と魂をささげていなければ、地下室を作り上げることはできなかったでしょうね。

レヴォンさんがこつこつ作った地下寺院の広さは、合計約280平米ほど。7つの部屋から構成されており、壁はモザイクタイルや芸術的な彫刻で装飾されている。

この地下を作るだけでも、推定でトラック450台分の破片が運び出されていたとみられているが、出たがれきはアルミのバケツによって運び出され、地元の建設会社に寄付されていたという。

「立派なものを作ってあげよう」という奥さんへの愛と、創作への果てしない情熱に多くの人が胸を打たれている。

だが、毎日18時間もとり憑かれたように掘り続けた代償は大きかった。レヴォンさんの寺院は、2008年のご本人の死によって未完のまま終わったのである。死因は心臓発作で、76歳でこの世を去った。

妻のトーシャさんは、亡くなる直前のレヴォンさんの姿を見て「もう長くは一緒に居られないんだろうな」という事を悟ったのだそう。その結果出来上がった地下寺院は、孫たちへの素晴らしい遺産になったという。

上の動画では内部の様子が紹介されているが、広さや美しさはもちろんのこと、涙ながらに取材に答える奥さんの表情がとても切ない。旦那さんを誇りに思う傍ら、今でも寂しそうだ。

レヴォンさんの最初で最後、そして最大の芸術作品として後世に伝えられることだろう。

美術館として公開することに

こうしてレヴォンさんが命を懸けて作った地下寺院は、地元研究機関によって安全性が確認された後、現代美術館として一般公開する運びとなった。

ニュースとしてこの話が広がると、小さな村にありながら、地元だけではなく海外からも訪問客が訪れるようになったとか。トリップアドバイザーにも掲載されており、アルメニアの一大観光地として名をはせている。

片田舎のおじさんが、奥さんへの愛がきっかけで才能を目覚めさせたなんて、とてもロマンチックなお話だとは思わないだろうか。

みなさんもアルメニアにお立ち寄りの際には、是非ともレヴォンさんの地下寺院に足を延ばしてみて欲しい!

 

参照元:FacebookYoutubeGoogle Map

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氷をぼりぼりたべるのがだ~いすきな異食症のキタキツネです。ツイッターでは日本一下品かつ雑にニュースをアップしています。写真はTinderで出会った蔵王きつね村に在住の子です。

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