継続は力なりという言葉がある。くじけずに、物事をやり続けると成功するという意味である。
インドに住むシュリダール・チラルさんもあることを継続してきた男性だ。その期間は66年!すげえ…
では、肝心の継続してきたことは何か。それは爪を伸ばすことである。
爪を伸ばして66年
シュリダールさんが14歳のころ、教師が階級の象徴として伸ばしていた爪を欠けさせてしまった。「お前は何か1つのことに熱中したことがないから、ことの重大性がわからないだろう」そんな風にしかられた。そのときから、彼は爪を伸ばし始めたそうだ。「それは私にとって挑戦だった」とシュリダールさんは語った。
そして2016年、伸びに伸びた彼の爪は、「最も長い片手の爪」として記録された。そのときの長さは、5本分で909.6cm!すげえ…
日常生活に支障
しかし、そんなシュリダールさんにも限界が訪れる。やはり、年をとるにつれて日常生活を送るのにかなり不便に感じるようになってきたそうだ。爪を伸ばしている左手は、当然握るということができないし、寝るときにもかなり注意する必要がある。
そして先日、彼はついに爪を切ることを決断した。そのときの様子が残っている。
一般的な爪切りではなく、小さな電気のこぎりのようなものを使用している。何だか少し物騒な感じだ。
66年間も続けてきたことをやめてしまうのは少し寂しいような…でも爪を切った後のシュリダールさんは、清々しい表情をしているようにも見える。
皆さんにもずっとやり続けていることはあるだろうか?例えシュリダールさんのようにギネス記録に載るということがなくても、それはきっと大きな財産になるはずだ。