故人の死を悼む遺族の前で…

誰だって大切な人が亡くなると悲しいもの。そんな心が弱っているときに限って近寄ってくる悪どい連中もいる。

今回お届けするニュースは、エチオピア・オロミア州にお住いだったビレー・ビフトゥさんという男性のお葬式で起こった出来事である。

ビレーさんを埋葬をする直前・・・いきなり「生き返らせられるぞ！」と主張する謎の男が現れたのだ！

当然のごとくホントかよ・・・と半信半疑の態度を取るご家族に対し、ゲタヤウカル・アイルと名乗る男は、「キリストは友人のラザロを甦らせたからできる！」と言ったのだそう。

そこから福音書のキリストとラザロのエピソードと同じように、「ビレー！起きるんだ！」と声をかけ始めたのだ！！

早速その様子をご覧いただこう！（※遺体が映っているのでちょっと閲覧注意）

動画内では、「ビレーーーーー！！！」とひたすら叫ぶアイルの姿が映る。遺体の上に乗りあげ、顔に向けて繰り返し声をかけ続けているではないか。

参列者はその様子を静かに見守っているが、もちろんビレーさんは目を覚ますことはない。そっと立ち上がり、なおも生き返るのを待つアイル。

しばらくすると、遺体をもてあそんでおいて普通に失敗したため、怒りの声が会場内にあふれ出す。

やがてアレイに殴り掛かりボコボコにする遺族や、気絶する人々が続出し、静かだったお葬式がカオスな状況に陥ってしまったという。

そのうち警察が駆けつけ速攻でアレイを拘束すると、遺体侮辱の罪で逮捕されていったそうだ・・・。

この一部始終を参列者の一人が撮影しSNSにアップすると、瞬く間に国内で拡散。アフリカの信仰の根強さが、こうしたヤバいお兄さんを生んでしまったのだろう。

参照元：Daily mail、Daily motion