水はね野郎が晒しあげられ解雇か!
雨の日で最悪な気分になるのは、何と言っても歩行中の水はね被害だろう。深い水たまりを車が速く走り抜け、顔まで汚い水をひっかけられるなんてことも珍しくない。
日本ではこうした水はね・泥はねは立派な道路交通法違反にあたるが、ほとんどが立件できず、被害者は泣き寝入りをするしかない状況だ。
こうした問題は海外でも多く、それをいいことに先日、カナダでは歩行者に次々と水をかける迷惑ドライバーが猛威を振るっていたのだという。
7月27日午後3時ごろ、カナダのオタワでそんな迷惑ドライバーが発見され、車載カメラによってその一部始終が捉えられた。
この映像は、地元に住むサリフ・カーンさんという男性がアップロードしたもの。
ここに映っている白いバンは、カナダの建設企業「ブラック&マクドナルド」の社用車と見られているが、歩道側に寄ったり、不自然にスピードを落としたりと、奇妙な動きを見せている。
雨が止みかけており、道路沿いには大量の水たまりができている。すると、歩行者をめがけて一気に水をまき散らし始めたのだ。
それも一人だけではなく、歩いている人を見かけ次第何度もやりつづける。これを問題視した投稿者は、ネット上にアップすることにしたのだ。
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動画が投稿されると、わずか3日で73万回も再生されることとなり、遂には建設業者の上層部の耳にまで届いた。
同社のフェイスブック上では、「先日オタワで起きました、弊社社員による受け入れがたい運転で、多くの人にご迷惑をおかけしたことをお詫びします」と陳謝しており、該当社員2名を解雇したとも書き込んでいた。
これだけの証拠がそろっていれば、逮捕されてもおかしくないと思うのは筆者だけではないだろう。
ドライバーの皆さんは雨の日はゆっくりめの運転を、歩行者のみなさんは深い水たまりに十分気を付けて欲しい!